せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

かわいそうかも

 今期の連ドラでひじょーにびみょーな評価を受けているキムタクドラマ。去年同期の「グッドラック」の安定した視聴率と評価を思えば、きっつい感じです。わたくし、クイーンの挿入歌以外には全く興味がないので、熱を帯びた意見など吐けもしないのですが、これはキムタク人気に翳りがというよりも脚本がこう。イマイチなような印象が。月9のキムタクドラマはシナリオの当たり外れが大きい。
 かく言うわたくし、別にキムタクにはなんの思いいれもありません。けども、今回のドラマの主人公がキムタク主演もののキャラ造形としてあまりにパターンの「かっこいい主人公」タイプなのはどうか?というコラムを読みまして。ドラマの制作サイドは「キムタクは石原裕次郎みたいなもんだから、新味なんか出すより王道のヒーロー型主人公像を演じさせていきたい」と言うておりました。
 裕次郎か。そうか。企画側の意図がものすごくよくわかる表現や。
 しかし、それではタレントとしての木村拓也はかわいそうな気がするなあ。本人が「自分はそれでよし」と思ってるなら別ですが。
 そう言えば、職場の女の子でキムタクきらーいという人がいて、それはそれで全然かまわないんだけど、理由が「だって好きだって人が多いから。自分ひとりのぉって感じがいいんですよね」というのもなあ。あまりに本人のせいでなさ過ぎる嫌われる理由でかわいそうだ。まだしも生理的にどうしてもいやって言われるほうが納得できるわ。
 それで、ちやほや人気が過ぎて地味な存在になったら、もしかしたら彼女たちはキムタクを好きになったりするのだろうか。まあ、芸能人なんてそのくらいのゆるい存在ではあろうけど。