「ケムリクサ」を見始める
「けものフレンズ」を楽しく見ていた身には、たつき監督が新作を作るという報は本当にうれしかった。なにしろアレがあんなことになったので、次作はあるのか心配だった。発表から放送までちと時間があるが、待つのは全くかまわない。
が。
作品のキービジュアルとメインキャラ紹介を見て「うーん」となった。主人公のりんはまだいい。が、お姉ちゃんキャラがネコミミで語尾が「にゃ」、ちとグラマー系の体型。妹キャラがゴスロリ風ファッションで未発達体型で、特徴ありすぎるしゃべり。
わー、これ男子向きやん。よくあるギャルゲ風の布陣やん。
ギャルゲにおける女性の非マーケット感はでかい。相手にされてないから当然だけど、女性にはモヤっと感が半端ない。
それをたつき監督の作品で感じるのはつらいなあ…。
という先入観は消し難く、全話録画しつつもなかなか身始めることができなかった。実際に見て「あなたは対象外です」を痛感することになったらどうしよう!ガッカリじゃすまんよ…。
しかし古いオタ友との宴会が近づき、そうも言ってられなくなった。うっかり宴会でネタバレ聞いてからの視聴は避けたい。
ので、ひやひやしながら、ちょっと気が重くなりながら、一話を見始めた。なんか変則的。OPないのか、これ…。
気がついたら八話まで見ていた。
事前の懸念は懸念だったよ、ありがとう!
りつ姉さんのネコミミは特殊聴力の持ち主だからなのか!と腑に落ちたあたりから心の壁はなくなったような気がする。りなちゃんずはあまりに特殊すぎて萌え受け対象とは思えんし。<萌えるのは個人の自由です。
例によって低予算感満載の映像だし、ワカバの存在がちとかばんちゃんとかぶらね?とかシロのラッキーさんっぽさとか色々あるけど、今のとこおもしろく見られてる。てか、1日で八話消化した!おもしろくないとこうはいかない。
既放送分残り三話のうち、十一話はネットで話題騒然らしいが、今日まで情報ほぼシャットアウトしてきたのでなんだかサッパリわからない。まっさらな気持ちで怒涛のように続きを見よう。