せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

不純な動機

 日曜日の夕食はなんとなく九時ごろに食べてるんですが、この時間帯って食べながら見るのにちょうどいいTV番組って少ないです。「行列のできる法律相談所」は、見てると「そりゃねえだろう!」「そんなの、訴えるほうがどうかしてるよ」などと余計なテンションが上がってくるし、NHK特集は重厚すぎて食事の味がしなくなったりする。(余談ですが、浪費癖の強い専業主婦の奥さんとは、法律的に認められるかはさておき、夫が享楽的な性格でないのなら早めに離婚したほうがいいと思う。経済の価値観が違う二人が夫婦でやっていくには、奥さんも収入があって自分で経済をまかなっているのでない限り無理なカンジ<「行列のできる法律相談所」ネタ)
 そういうわけで、消去法的に教育TVをつけることがよくあるのです。少なくとも、このチャンネルでテンション上がりまくることは、クラシック無知の私にはありえないので。
 しかも、今日はドニゼッティの「愛の妙薬」です。ぜひ元ネタを一回見てみたかったんでいいチャンスだわ。
 と言うと、相方はぽかんとしてる。
 ええい、「人知れぬ涙」を知らんのか。「ジャイアント・ロボ」でヘビーローテーションしてただろうが。
 とG・ロボに情熱のない相方に言ってもしょうがねえか。
 G・ロボで幻夜が演説ぶちかましたりするシーンでよく使われていた曲が「愛の妙薬」の劇中歌「人知れぬ涙」なんですが、元話があまりにベタな行き違い恋愛ものなもんだから、歌詞の訳を読むと「こんな歌をバックに、幻夜は何をマジメくさって父の無念を訴えているのであろうか」と呆れてしまいます。(OVA発売当時から、クラシックに詳しい人が「よりにもよってなんでこんな選曲?」と言ってましたが)今川さんがお好きで使いたかったらしいんですが。
 ごく一部の日本のアニメファンには、この曲は幻夜や大怪球フォーグラーのテーマ曲にしか聞こえなくなってるだろうなあ<それは私です。