デパ地下の不思議な人びと
都会(笑)に勤めるようになって、お昼はあこがれのデパ地下で買うことが多いです。実際には男性サイズのお弁当は量が多すぎるもんで、意外と選択肢がなく、コンビニで買ってきちゃうこともあります。もちろん、経済的理由ってもんもあります。
自分が勤め続けているせいか、「平日の昼のデパートなんて閑古鳥が鳴いてるだろう」と思ってたんですが、さにあらず。毎日そこそこのお客さんがいるし、お得意様招待会などのイベントがある日は、何をしてる人たちが来てるんだかものすごい賑わいを見せます。子どもも手がかからなくなった専業主婦風の人ばっかりだったら「なるほどなー」なんだけど、来客の性別も年代も広い。平日の昼間がフリーの人がこんなにいるのかと驚く。それにみんなそんなに、デパートで何を買っているのだろう?
そういうウェーブな謎もありますが、最近私が気になってるのは、デパ地下のエスカレーターや連絡通路に置かれた休憩用の椅子でお食事をしている人たちです。食べ物売ってるフロアだから、ものを食べてる人がいるのは不思議じゃないと、最初は思ってました。エスカレーターの人に手元が丸見えの席でご飯食べるのは、私は落ち着かなくていやんだけど。
でも、ある日見たんです。一部の人が食べてるのが、フロアで売ってるものじゃなくてタッパに詰めたお弁当だってのを。それも日に二人くらいいる。(<何を観察してる。<エスカレーターの上り下りしてたら見えちゃうんだよ)
家からわざわざお弁当を準備して、デパートに買い物に来る!それはいいとしても、何もデパートの中で人目にさらされながらお弁当食べなくても。天神には街中なりに公園や緑多めの、ピクニック気分が楽しめる場所がいくつかあるのに。
余計なお世話だとは重々承知してるけど、どピーカンで心地よい風など吹いている日には、「外の方がお勧めですよ」と心の中でつぶやいてしまう。
デパートにはいろんな不思議がある。と思う。(物産展の異様なお客の多さとか)