せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

ドラマのようなほんとの話

 その、最終日を迎えた職場に、夏ごろから休職されていた社員さんがいたのですが、私たちの退職と前後するようにして復帰されました。仕事がものすごく立て込んでいる時期にふつっと来られなくなったので、これは最近オフィスに多い神経性疾患かなあ? と思っていたのですが、復帰の際に聞いた話だとどうも違うらしく。なんと長らくのおつき合いの末に結婚しようと準備を進めていた方が突然末期ガンだとわかり、その看病のために休職されていたのだとか。今回の復帰は、休職の猶予期間がいっぱいいっぱいになっており、またその方の病状が優れないながらも安定してきたからとのこと。
 ……そんな何とも言い様のない巡り合わせってあるんだなあ。
 しばらく前に、間違いメールからヨメの浮気に気づき、いろいろあった末に子どもの親権取って離婚したものの、ヨメの浮気を知った心労からの体調不良だと思っていたものが実はガンだったと発覚し、という某巨大掲示板のまとめスレを読んだんだけど、読んだ人の何割かは「ネタ」と思った模様。私も100%ほんとかはわからんなー、でもこういうことがあり得ないとは言い切れないしなあ、とちと疑いモード・ほんとだったらなんちゅーことか…とフクザツな気持ちで読んだんだけど。(しかし、浮気はいかんよ。特に子どものいる人が安易にやっちゃいかん)
 あるかもしれん、本当にそういうことも。事実は小説より奇なりとも言うし。
 人間の力ではどうにもならんことがこの世にはたくさんある。あるとはわかっていても、なんでこのタイミングで、と当事者でないなりに胸痛むこともある。当事者の心中を思えば、他人ごときが胸痛むなんて言って欲しくもないことでしょうが。