せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

そう言えば、あったわねえ

 久しぶりに聞きました。化石のような言葉でした。
 DINKS。だぶるいんかむのーきっず、の頭文字だっけ? 今、昔とは違う意味のDINKSが増えていると思われる時代(ぶっちゃけ、夫婦二人で働いてやっと二人分の生活費、みたいな世帯)、地層を掘り起こしてこの話題を出したのは、当時もDINKS大好きだったAERA。<大好きだったでしょ? 正の意味か負の意味かはさておき、やたらと取り上げてたんだから。負け犬のときと同じように。
 かつて大持ち上げしてたこのライフスタイル(死語)を、新聞の広告欄を見るかぎり、人生の敗者みたく扱ってるのはなんだか釈然としませんよ>AERA
 サイトのピックアップ記事を読むかぎりでは、別に「DINKS」に限らず、経済的な、あるいは不妊などの理由で現実には選択の余地なく夫婦のみになっている世帯に共通の悩みのように思えるんですけど。
 こういう記事が出るかぎり、子どものいない夫婦は「形見狭くてあたり前」みたいな雰囲気はなくなることはないんだろうと思えてくる。少子化によって社会の機能が低下すると叫ばれている昨今、子ども育てるのにやたらとお金がかかると言われるご時世に子どもを産み育てている人たちはありがたいしたいしたものだと思うけど、私らみたいに子どもいない世帯は罪な存在なんですか? と問い返してみたくもなります。
 子どもいなくてもびんぼーでもそれなりに人生楽しいよ。