せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

まずはメールの移行から

 では、腰を据えて環境の移行スタート。
 以前から少しずつ、ポリタンクこと旧Macのデータは外付けのネットワークHDDにバックアップしていたけど、最新と同期がとれてるわけじゃなかったので、更新日を確認しつつ再度コピー。このころの内蔵HDDは6Gしかなく、しかもすべての領域を使ってなかったので、コピーそのものはそんなに時間はかからない。新環境はMacMiniですら120Gだもんなあ。こんなばかでかい領域、何に使うのだろうと思ったり。
 前の環境のデータは、理想はすべて新環境でも使えるとありがたいけど、これだけ時間が経過すると同じOSの進化系とはいえそうもいかないものも多数。ましてソフトが違えば致し方なく、とは思ってるけど、メールの移行、ほんとどうしよう…。
 というのも、私のメーラーはarenaという数年前に開発と配布が終了したシェアウェアで、PPC用を使っていたもんだから新環境では利用不可。ということは、この機会に別のメーラーに乗り換えねばならず、しかし、となるといままでのメールデータは新メーラーに引き継げるのかちと疑問、という問題がありまして。どうしても見なきゃ行けない時はその度にポリタンクを立ち上げるという手もなくはないけど、面倒だよなー。返事を書かなくちゃいけないものもまだまだあるし。<をい。
 なんて、のっけからウツっていたのですが、ネットを検索してみたら案外arenaユーザーは多いらしく、appleご謹製のMailへのフリーの移行ツール「ARENA 2 Mail」をあっさり発見しました。問題は動作環境OSXバージョン対応のものだったことだけど、えいやっとPPC版のデータを読み込ませてしまう。最悪、Eudoraを挟めば引き継げるらしいとわかったのでダメ元くらいの気分だったのだけど、これがなにげに成功(移行ツールを作った方、ありがとう!)、後は地道にarenaのデータをメールボックスごとに変換するだけです。さすがに7年? 8年くらいの蓄積データはそれなりの嵩があり、雑用をこなしつつちびちび変換 → Mailに読み込みしていたら夕方になりました。
 Mailがメーラーとして使いやすいかどうかはさっぱりわかんないですが、ご謹製ものを使っていれば別に気に入ったのが見つかった時の移行も楽と思われ。

 しかし、ええー?っと思ったのは、クラシック環境でメモ代わりのとっていたスクリーンショットOSX上でなぞファイルと判定されてしまうことですよ…。そりゃーXから先は別世界だという覚悟はしていたけど、OSの基本機能で作成したファイルくらいちゃんと認識してよ。各種サービスのIDやパスワードのメモに使っていたので、これが見られないのはひじょーに不便。しかたなくポリタンクを立ち上げて全部jpegに変換したんですが、後から考えるに、スクリーンショット = PICTファイルだという拡張子をくっつけてやればOSXでも読み込んでくれたのかもしれないな。でも、Macは拡張子のない、クリエイター情報でソフト判定をする世界だという思い込みがあるから、今更拡張子つけれと言われてもピンと来ませんよ。
 そんなこんなで手探りの移行が続いております。今まで使っていたフリーソフトなどなどの後継になるものも探さねばならないし、これでよし、と思える状態になるまではまだまだ先が長い模様。