久々の敗北
そろそろかなあ、そろそろかなあ、と自覚しつつ、店頭でのやり取りの面倒くささに伸ばし伸ばしにしていました。ファンデーションの購入。前と同じのを買えばいいやとデパートの化粧品売り場に行ってみたものの、夕方はめぐり合わせが悪いと似たような境遇の人で混雑してることがあるのです。しょうがないので、小さめのカウンターを見つけて、そこで買おうかと。
ご希望は?とか、今まで使っていたメーカーは?とか聞かれたけど、情報を多く渡すとそっちのペースになりそうで、「いやー。特に何も」なんていい加減な返事をする。
「情報を多く渡すとそっちのペースになりそう」なんて言ってる時点で相手に対する不信がわかってしまいますなー。実際、化粧品のカウンターには全く信頼を置いてませんけど。(ひどい)気を抜くと高いのを売りつけられる!と、毎回戦々恐々ですもん。ほんとはドラッグストアで誰のカウンセリングもなく買いたいけど、ファンデーションだけは色合わせをしないと不安で。(一回、自分の判断で買ったら、鏡の中にすごい顔色の人がいた)いっそ通販コスメで済ませたいとこなんだが、通販のカタログ色見本じゃ、わかりにくいし。
いつもは「これを買おう」と決めたら、相手が何を言おうと「これをください」「これだけください」で押し通すのに、今日は体力が低下してたせいか、どうも不調だったようで。気がつくと予定外にカバーマークのファンデーションで色合わせをされてしまい、評判はそんなに悪くなかったからまあいいか、と清算してみたら5,000円でしたのよ!先生!
もー。以前のケサパサの4,000円だって買うのに気合がいったのにー。
この上、冬の感想対策集中美容液をお勧めされたんですが、それがまた8,000円だそうですよ。この国は本当に不況なのか?みんな、生活切り詰めてるんじゃないのか?顔の皮一枚にそんな大金を覚悟もなく払えるかっての。
こぶし大で5,000円のファンデーションを握り締め、敗北の涙を流しながら帰りました。
豊かな人はどこかにいるらしい。