せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

もはやバイトってなんなのか

 NHKのニュースで社員削減分をバイトで補った企業が、モチベーションや仕事の質を上げるためにどのような取り組みをしているか、という特集をやってました。それ見て思ったんですが。
 バイトで課長代行ってなんなんだろう?
 だったら社員にしろよ。(本人が望んでないなら別だけど)
 待遇とか、仕事の責任とか、「正社員並に」するんだったら、「正社員」にしろよ。
 そういう対象になる人は、バイトながら優秀な人材なのでしょう?社員に組み入れる価値のある人ではないんですか。
 結局、人件費調整弁というアルバイトの役割だけは、どうしたって捨てたくないのだな。企業は。完全に不況感が拭い去れない今だから、それは当然かもしれないけど。バイトはいつ解雇されるかわからないという不安の中で働いてるんだから、せめて能力のある人にくらいはハイリスクに見合うハイリターンを返してほしいもんです。
 「所詮バイトだし」という不安から来る最後の最後での気持ちの踏ん張りきれなさは、そう簡単に払拭できるもんじゃないです>企業のみなさん。

 なんて言うのは、「期待値は社員並、待遇は補助職派遣のまま」のうちの職場の皆さんの状況があるもんですから。こないだ、某部署の社員さんと会議してて「創意工夫して仕事を改善していかないと、おもしろくないだろう?」と半分説教のように言われましたが、積極的に創意工夫したくなるほど待遇よくないんです、私たち。そもそも「データ入力、ファイリング」の事務職契約の派遣は、そんなことしてはいけないんです。責任取れる立場にないから、社員の指示・監督のもとで仕事をする、そういう契約なのです。
 御社の業績が上がっても時給が上がるわけじゃないし(契約段階で決まってしまう)、業績下がれば真っ先に契約解除ですし、「えーっと、そういう要望があるなら、この部署、社員さんで構成してください」と喉元まで出かかりました。会議後に「そんなこと、言われたって、ねえ」とみんなで苦笑いしたもんです。
 でも、仕事はいいかげんにはやらないですよ。むしろみんな、普段から「データ入力、ファイリング」の権限以上のことをやってますよ。