せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

堤真一の京極堂?

 実は先週からうわさは聞いてたけど、話半分に聞いていた「姑獲鳥の夏」の映画化。ついに情報オープンになったみたいです。一部講談社のチラシなどに載っていたとおり、中善寺秋彦役は堤真一
 ううううーーん。
 うまい役者さんだけど、中善寺かっつーと違うようなー。(ヘタな役者を連れてきたら、長ゼリフを噛みまくってえらいことになりそうだが)
 関口君が永瀬正敏。(巻き込まれはするかもしんないけど、神経症にかかるかなあ?浜マイクよ)榎木津礼二郎阿部寛は、これはもうハッタリの強さがなじみそうって点でも狂気と正気紙一重な感じって点でも他にいないかもなあ。榎木津の幼馴染の刑事って木場ちゃんですか?木場が宮迫博之?もっとどかんとすごみ効かせそうな人のほうがよくないか?
 久遠寺涼子が原田知世というのは、いつまでたっても浮世離れした、世間ズレ感のない雰囲気があってる気もする。(事件の生々しさが緩和されそうだし)
 原作読んで長い小説って、どんな芸達者を連れてきても全キャストに納得できることはないでしょうけど、京極堂シリーズはなあ。キャラ立ちすぎてて、みんな脳内イメージが出来上がってるだろうから、余計意見が分かれそう。
 というキャストの点でもぐるぐるすることが多いんだが、演出が!実相寺昭雄監督ですぞ!これはかなーりキワーな仕上がりになりそうな。
 来年は福井二作映画化だけでも心理的にはビッグイベントなのに、夏には「姑獲鳥の夏」。年末に「いい年だった」と言えるのか、「もう邦画はええ」とトホホ気分になってるか。最近の邦画の地道なアップぶりを考えると、ぜひ前者になってほしいんだけど。