せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

実感はないが。

 被災地から離れていると、どれほど大きな災害でも同じ国の出来事でもリアルには感じ取りにくいのが、残念ながら本音ではある。TVのニュースは毎日被災地の状況を伝えてくるけど、TVの枠がはまった瞬間に距離と切実感が薄まってしまう。脳の処理がドラマを見るのと同じになってしまう。申し訳ないとは思いながら。
 「報道」となってはいても、TVだと編集が入って過剰に悲壮感を強められたり感動編に仕立てられてしまうせいかもしれん。うっとうしいほどのレポーターやコメンテーターのしゃべりが、事態を薄っぺらにしているのかもしれん。生臭いものも切り落とされて、受け入れやすいけど引っかかりもない。
 でも、今はネットがある。情報の信憑性も自分で判断しなきゃいけないけど、被災地のいいところも困ったところも生のまま提示されてる。整ってない文章が切実さを訴えてる。TVは浅い表層しか伝えておらず、現場がいかに切羽詰った状態か、自分がいかにものを知らなかったかがわかってくる。
 阪神のときはTVの画面をぼわーんを眺めてただけだったけど、今度は募金ぐらいしようか、せめてそのくらいしなくちゃという気持ちになってきた。小額だけど。(すまん)同情するなら金送れって、ほんとなのかも。
 私が見ているのは「天漢日乗」。2ちゃんの有志でやってるwikiも情報細かい。こういうのを読んでると、マスコミってなんて暴虐なのだろうと改めて思う。