つらすぎる特撮
まだまだ続くゴジラ週間です。真剣に見てないから環境ビデオみたいなもんですが。だったらもっと情操教育によさげなものを見ろよという気がします。すでに手遅れ?
そろそろ風呂って時間に始まったのは「ゴジラ対ビオランテ」。一作目を除くと、「ビオランテ」は比較的マシなほうだと思ってたんですが。ストーリー的に。ひっさしぶりに見たらすごいしんどいですなー。画面が。
このころの日本の伝統芸的な特撮は完全に行き詰まっていたんだなと思う。制作費がいくらだったのか、ケチられていた可能性もあるが、何の深みもなくツクリモノ感が前面露出された画面の質感がどうにもならんものを感じさせる。過去の資産を消費することで生き延びていたんだなあ。一応ワイヤーフレームのCGを本編部分に導入してるけど、返って安っぽさが増してるような。つるっとしたダンゴ虫みたいなスーパーX2のデザインとか、どうやって空を飛ぶんだよ!造形楽だからこうしたのか?とか勘ぐってしまいます。
沢口靖子に関しては、ここでは言及しません(爆)。「漂流教室」(by大林宣彦)のお母さんって同じ時期だったっけ?
ストーリーはなー。あとふたヒネリくらいすればかなり見られる出来だと思うんだが。
終わるとやたらとカッコいいスーパーX2のテーマ曲ばかりが耳に残ります。あ、これ、すぎやまこういちかー。
とか言ってる暇があったら風呂入れ>自分。