せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

相方をちょっと見直す

 未だ「新選組!」熱が冷めやらぬ我が家ですが、ネットを含む世間でも善し悪し込みで話題に上ったりしています。最終回の視聴率は週間トップの25%。ふるわないふるわないと揶揄されていた分、入れ込み派としては溜飲の下がる思い。
 でも、最終回がドンと上がったってことは最終回「だけ」を見た人がたくさんいたということで、そういう人は「つまんなかった」とか「そんなに泣けたか?」とかって感想を出してくるわけですわ。
 でぇええーい、あの最終回はずっと彼らに付き合ってきた人にしか味わえないのっ。誰がどういう人で何をしてきたかを知らないとピンと来ないのっ。(とか言いながら、私も悲しさのあまり、後半飛び飛びにしか見てなかったりするけど)
 ずっとお付き合い組の皆さんは、この最終回だけ組の意見にはやはり釈然としない思いを抱くわけで、ここで永倉さんのせりふ「局長を悪く言えるのは苦楽をともにしてきた仲間だけだ。…俺だけだ」を引き合いに出して悔しがっています。私も隅っこの方でこそこそと「そうだぞ、おー!」などと言ってみたりします。
 このことを相方に話したところ「そうだよなあ。試衛館組でも、土方と沖田は絶対正面切って近藤を批判したりはしないだろうからなあ。生き残った面子では、まさしく永倉だけが近藤を『悪く』言える人だな」と。
 そそそ。そうか。永倉さんは確かにそういう人だ。をを、人間観察力ではどこか抜けてると侮っていた相方だが、一回も漏らさず「新選組!」を見てきただけのことはある。あっぱれなり。