せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

情報はタダの時代

 福岡の老舗情報誌「シティ情報ふくおか」が来月27日づけで休刊することが決定しました。一応秋にリニューアル再創刊するとってはいるけど、さて、どうなることやら。
 「ふくおか」がヤバい状態になるのは多分これが初めてではなく、四年前くらいにも判型変えてみたり、紙面刷新してみたり、紆余曲折した時期があった。原因は読んでる側から見ておそらく角川の「九州ウォーカー」の出現。「福岡」じゃなくて「九州」だから地元情報が薄くなるのでは?と思ったけど、内容は事実上90%は「福岡ウォーカー」で「ふくおか」とは極めてニアリーな本になっていたから完全に市場の食い合いになっちゃったもんな。
 そのときは何とかしのいだものの(しのげてなかったかも)、クーポンのおまけを引っさげてやってきたリクルート製を中心とするフリーペーパーには勝てなかったようです。十二万部は出ていたのが、今は十万部を切るのが常態に。映画やTVの情報はインターネットで無料で手に入れるってのが一般化してきたし、情報を「買う」なんてもったいないという認識が広がってしまったんだねえ。
 でも、紙の形で残す情報もこれはこれで好きだったりするんだけど。ちょっと上映スケジュールを見たり、明日の番組欄をチェックしたりするのにPC立ち上げるもの面倒だし。かといって「九州ウォーカー」の紙面は好きじゃないんだよなあ。再来月からどうしよう。