せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

誰に見せるんだろう

 ウルトラマン仮面ライダー。巨大と等身大の特撮二大ヒーロー。中断期間を挟みながら何度も復活して作られる、見る側も作る側も不思議な思い入れのあるシリーズ。
 だからこそ、というか、映画なんてお祭り企画での集客が見込めるのだと思う。テイスト的に「どうかなー」と不安感いっぱいの「仮面ライダーファースト」、それでもコスチュームがかっこうよく仕上がってるのが気になって「行こうかな…」って思ってしまうもの。
 しかし。
 かつて高視聴率をマークし当時の子どもに人気のあったヒーローとはいえ、その後再放送以外特に名が知れるチャンスのなかったミラーマンの映画化はどう。…どうなんでしょうか。集客的に。
 いや、ミラーマン見てましたけどね。「目だ!」
 でも、成人してたまたま何話か見て、すんごいシナリオにめまいがして再見する勇気がなくなったですよ。鏡京太郎のセリフが80%くらいの割合で状況説明に費やされてまして。まるで心の中に見えない友達がいる人の独り言です。いくら子ども向き番組とはいえ、親切にもほどがあります。
 ウルトラセブンは年取ってからも相当見直したものだったのだが…。
 そんなミラーマン。来春公開予定で映画化決定。でも、主人公役37才って。そりゃヒビキさんも30代だけどな。どこ向いて作られた企画か、さっぱりわかりません!
 監督は小中弟さんなので気になるけど。ウルトラばくち映画になるような気がしてならない。待て、続報。

 TVシリーズ「ミラーマン」視聴時の一言感想が載っているサイト「『ミラーマン』を冷静に見る」。昔の番組の揚げ足をいちいち取らなくても、という意見もあるでしょうが、「ミラーマン」ってそうさせる何かがある気がします。かつての印象からすると。それから、改めてビジュアルを見ると、どうにもカッコが…。今回の映画化では緑とシルバーのメインカラーのみ引き継いでデザインは新たに起こすそうですが、その気持ちよくわかる。ででで、でも。新コスチュームもどうよ…。