せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

父の日の悩み

 母の日は、毎年それでもどうにかなる。母は女で、女は概ね物欲が強いから、送るものが何とか見つかるもんなんである。しかし、父。今どきの男は女に負けず劣らず物欲がある人が増えてきたけど、父の世代はまだまだ「何かほしいものは?」と聞いても、「いや…。特に」というお答えが返ってきがち。なので六月になるやいなや、「今年はどうしよう…」と悩む羽目に。実の父でもこうなんだから義父ともなると困り果ててしまう。のですが、ここ二、三年ほどで消え物を選ぶことに流れがまとまってきました。消え物なら義母もお相伴できていいのではないかと。(義母には母の日に単独で贈り物をしているので、なぜ義父は単独にしないのか?と問われるかもしれませんが…)
 そーゆーわけで義父には無難な消え物をお送りしたわけですが、問題は残った実の父。こちらも母から「気にかけていることがわかりさえすればいいんだから、靴下みたいな消耗品でいいのよ」と言われ旅立ってみたものの、新職場からの道すがらにある店っておじさん(というか、事実上おじいさん)が履くような、しかも贈答にできるような靴下なんか置いてる店がない。だいたい三足千円、か、スポーツウェアに合わせる靴下ばっか。どーしよー…。
 こういうとき、私が流れ着くのはだいたい本屋に決まってまして。先日新聞の書評欄でこれは父の好みじゃないかなー?と当たりをつけてたヒマラヤの写真集を探したところ運良く店頭在庫が一冊見つかり、…後は父が先回りして買っていなければ!急ぎ店内から母に電話したところ未購入とのことだったんで、店からダイレクトに発送してもらうよう手配いたしました。
 …ああ、これでいいんだったらamazonで買ったのによー。1,500円なんか当然越えてるから送料無料だったのによー。<書店で送料を四百円ほど取られた。
 といういきさつが、先週半ばのこと。来年悩まずに済むように、今からネタを仕込まねばならんのう。

Amazon.co.jp: ヒマラヤ百高峰 標高7000mを超える氷雪の山々: 本: 藤田 弘基
今回送ったのはこちらの写真集。