いいな、「日本メガネ党」
ろくに自慢できるところがないと言っていいわたくしの肉体。脱いだらヒドいんですと胸を張って言えます。が。
一つだけ人様に「いいわねー」と言われるのが視力。この年になるまでメガネやコンタクトの類の世話になったことが一度もないというとうらやましがられることが多いです。私自身、こんなに本読んでゲームやってPCで遊んでビーズ細工とかやってるのに、今だ両眼とも裸眼で1.0前後をうろうろし続けてるのは奇跡という気もし。
でも、体験したことのない世界というのは、なんとなくあこがれの対象になったりもするもので。特にほら、最近はメガネ男子とか注目されてることですし!
知らない世界だけに無責任に憧れられる気軽さのせいでしょうか、「メガネストア」が展開するCMのおぎやはぎによる「日本メガネ党」宣言って「なんかいいなー」と思ったり。いわく
…いや、憧れるってゆーよーな内容じゃないかもしんないけど。
メガネは、偉大だ。
メガネをかけた瞬間、人は皆、「メガネの人」になる。等しく平等に。
メガネは、強い。
たとえ名前を忘れられても、「あのメガネの人」で伝わったりする。
メガネは、優しい。
どんなに美しくない顔でも、それなりにカバーしてくれる。
メガネは、美しい。
人間に一番近い芸術作品、それが、メガネ。
ああメガネメガネメガネ!
我々は、メガネに感謝を捧げる。
メガネが我々を愛してくれたように、今度は我々がメガネを愛してあげよう。
この世のすべてのメガネとメガネ人のために我々はレンズとなり、
不鮮明な時代に、明瞭で鮮明な未来像を映し出してみせよう。
メガネって変身アイテムみたく感じるのですね、つけてない身から見ると。(ウルトラアイみたいな?)その辺がびみょーに心魅かれてしまう理由かもしれません。単に私に似合わないが故のあこがれの可能性もありますが。