せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

それは引かれる

 別部署の、たまに書類を持ってきたり事務的な連絡をしに来る人で、なんとなくあんまり芳しい評価を聞かない人がいた。深いつきあいや仕事での細かいやりとりがあるわけじゃない、けど、そのちょっとした関わりの中でも感じ取れるくらい言動が不自然でなじみが悪いというか。最初は「あの人、何かへんな気がする…」と控え目に言われていたのがだんだん「苦手なのよね」に変わって、その人が担当のときは席についていたメンバーが目で牽制しあうように。
 うまく言えないんだけど、その人の言動には芝居がかった(時には気味悪いなと思わせるような)丁寧さと電話中の人に話かけるような状況判断のなさがあって、「なんで何度注意してもわかってくれないんだろう?」と困惑する声をよく聞いたものでした。
 その人が各課の連絡担当から外れたと、今日の担当者から聞かされました。「どうも…。あいつ、あちこちで評判が悪くて、ですね…」と遠慮がちに話してくれた人の言だと、よそでも度重なる配慮不足の仕事ぶりが問題視されたそうで、申し訳ないながら「私たちだけじゃなかったのね…」とちょっと胸をなで下ろしてみたり。
 しかし、話はそれだけでは終らなくて。「それが、ですね。あいつ、職場の同僚の悪口を2ちゃんに書いてたんですよ」「えぇえー!?」。そ。それは引かれるよな…。どういう経緯でそれがバレたのかまでは聞けなかったけど、所属部署の同僚が読めば「明らかにこれ、俺のこと」とわかる悪口の書き込みがわりとあっさり発見されたとのこと。
 職場のうっぷんをはらしたいという気持ちは誰にでもあるもんだけど、そんなやり方はどうかと…。やるならやるで、同僚にバレるようなやり口じゃいかんだろ…。というか、その人からうっすらと屈折した雰囲気を感じていたのは、そういうことをする性癖のせいだったのかとしてはならない納得をしてしまいましたよ…。
 雰囲気で人のことを判断してはいかんとは思うけども。