せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

時間差人気

 中国本土で正規版の「銀英伝」が出版されるそうで。実は台湾版や海賊版という形で以前から読まれていて、大人気だったそうですよ。へぇえぇえー。ハリポタ出現以前では、「中国で最も強い影響を与えたファンタジー小説」なんだそうです。
 田中先生がそもそも中国好きだし、「銀英」はSFの皮をかぶって中国の群雄割拠大河物をやってるわけだから、それはなじみはいいだろうとは思う。片方の主人公が明らかに中国名ってとこもポイント高いのでしょう。
 それにしても「銀英」、息が長いなあ。本編が完結してからでももう十年以上経つのでは。(二十年経ってました…)こういう、いつまでも売れてくれる作品が一つあると、クリエイターはとても助かるものらしいです。あれが最低限の生活費を稼いでくれるから、とお金にはなりにくいけど本当にやりたい仕事ができるからだそうで。(と作曲家の人だかが言っていたそうだ。山下達郎は「クリスマス・イブ」があっていいなー、と)田中先生の場合、今生んでる子どももけしてお金になってないわけじゃないけど、でも心強くはあるのではないかと。
 しかしなあ…。優れた専制政治よりも腐りきってても民主主義を選ぶと豪語するヤンが中国で人気ってどーなの?(笑)政府的にはマズくないの?