弱い、弱いんだよ!
「富士丸な日々」を始めて読んだのはもう二年以上前だったか、確か「関心空間」で知り合いが犬のブログを始めたのでよかったら、という紹介記事を読んで見に行ったと思う。
その後、あれよあれよと人気ブログになって本になって、という流れは、びっくりはしたけど流行りのコースという感じではあった。でもなー。よもや「ほぼ日」でイトイさんと対談するような展開になるとは思わなかったよ。
で、ハメられたようにその記事を読んでいたのですが、今日の子ども時分に体験した犬との生活が今の犬を飼う心境に大きな影響を与えている、という話になんちゅーか、もう…。
犬は本当に人間に対する依存度が高い。四六時中人の動きを注視してる。だから、一緒にいる人間の空気を鏡みたいに写し取るようなところが確かにあると思う。
犬が好きってのは、もしかしてナルシシズムなのかもしれん。
というのは言い過ぎだろうけど。
自分より早く死ぬとわかっている生き物と同居するのはつらい。こやつと過ごす時間はたぶんいない時間よりもなにかしら豊かで、いなくなるつらさを越える価値があると思うがやっぱりつらい。でも、それがわかっていて飼い始めてしまうのはなぜなんだろう。
とか、そんなことをつらつら考えてしまう連載です。
とーちゃん、そんなにも富士丸が好きなんだねえ…。だけど、あんなふうに距離を置いて記事が書けるんだねえ…。それはとてもすごいことだと、日記書きとしては思います。