せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

そんなにいるのかなあ?

 男なら浮気するのがあたり前。
 のようなことを言っていたのはさんまだったかいな。フツーの男ならええ女にむらむらっとくるのは当然といったような。そのフツーの男の基準がよくわからないわたくし。だったら、私の周囲の男性知人の皆さんはフツーではないのか。…フツー、と強く主張できないのがつらいとこではあるけど。<失礼な。
 なんてことを考えたのは、日経womanの特集で探偵に浮気調査をしたときのお値段、なんて特集をしていたから。ミステリでは探偵というとちょっとカッコよさげな雰囲気だけど、実態は小間物探すとか浮気調査とかって地味ーな仕事ばかりというのは知ってる人は知ってる話ですが、じゃあ浮気調査でいかほどの収入が得られるんだろう? という逆の興味もあって読んだ記事です。
 で、一回数時間の調査だったら五万円くらいを想定しておけばいいようです。探偵視点の時給で言うと15,000円+実費だそう。が、よほど確信をもって依頼した時間帯でないかぎり、一回ぽっきりで首尾よく現場を押さえられるとも思えないし、現実的には15時間パック20万弱くらいは最低覚悟しないとだめなんだろうな。
 ちゅーか、20万もかけて浮気調査しなきゃいかんような男なら、ちゃっちゃと別れたい。お金がもったいない。と私は思うんだけど、子どもとかいたりするとそうあっさりとはいかないんだろうな。
 女性のカンの鋭さは尋常じゃないというのはよく聞く話ですが、こちらの探偵さんも女性が浮気を疑ったら、彼なら八割、夫なら九割はクロだとおっしゃってるから恐ろしい。いったいどういうボロの出し方をしているんだ。浮気をするなら(浮気で終らせたいなら)、ばれないようにマメにマメに動いてこそ男。その甲斐性がないなら浮気する資格なしではないのか? 簡単にいい目が見られると思ってるなら大間違い、一夫多妻のダンナだって次から次に好きになった若い娘をヨメにして、その子とだけ楽しくやれるかというとそういうもんでもないらしいし。

 この記事を読んだ職場の同僚が「でも、男性の八割は浮気するらしいですよね」と言うので、思わず「なんで八割!?」と聞き返してしまいました。なんでも結婚した友だちにダンナの浮気に悩まされている人が少なくなく、加えて以前の職場の男性の先輩が「俺の知り合いで浮気してないやつはいない。だいたい男の八割は浮気する」と豪語していたからだそう。
 そ。そんなにいるのか、浮気男。ちゅーか、発生率高すぎませんか。類は友を呼ぶそうだから、その先輩は同じ嗜好の知人ばかり持ってたというだけじゃないですか?
 と彼女には言ったんですが。彼女は未婚で結婚はしたい派なんだけど、男の八割浮気男説を信じてしまうと、八割の確率でそういう男と結婚することになるんだけどそれでもいいのか? 二割を選り出すのは大変だと思われ。
 それに、その説が本当だとしたら、私の男性知人はその二割を選り出したか、もしくは男でない可能性があることになりますが。そんなピンポイントな縁ってどうなの。