せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

人間の脳っていい加減

 なんでだか相方が「解体新ショー」が結構好きで、ぼーっとしていると夜中の再放送とか見ている。(本放送には間に合わなかったり忘れたりすることが多いので)それを付き合いで見ている、TVにはこだわりのないわたくし。しかし、この番組、ときどき「えぇええー、それホント?」と驚くようなネタもやるから見逃せない。
 今日も「空耳はなぜ聞こえるのか?」(だっけ)というネタをやってたんですが、これがすごい。正確には、なぜ聞き間違いをするのかって話だったんですが、人間の脳は謎の部分を経験などで補ってしまう能力があり、よくわからない音を聞いたとき「これが近い」みたいなものを記憶から拾い上げて補完してしまうらしいんです。実際、番組中でなんとも聞き取りようがない雑音を最初に聞かせてます。TVから流れてくるので視聴者も同じ体験ができまして、本当になんだかわからないただの雑音なんです。それなのに、次に文章の書かれたフリップを読まされてから聞くと、なんと意味が取れるようになる!(体験してみたい方は(いつまで残ってるかわからないけど)「HarroPage」に元音源が掲載されていたので聞いてみてください)
 脳すげー! と言うべきか、脳いい加減! というべきか。
 この曖昧っぷりを再現するのがA.Iとかのジャンルでは難しいのかもなあ。
 聞き間違いを起こしやすい人って、脳が活発に補完分を提案してるんでしょうなあ。<それは私です。