せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

なぜそっとしておけないのかっ

 えええー? 今さら「宇宙戦艦ヤマト」が復活うぅ?
 今となっては何をそんなに権利争い?(それほどの利益がまだ見込めるコンテンツとは思えないゆえの謎)と西崎.vs松本の戦いを遠くで生暖かく見守っていた「ヤマト」ですが、真偽のほどはさておき、権利問題を全面的にクリアしたとのことで、正式に新作を作ることになったそうで。
 …誰が見に行くのだろう。かつてのロートルファンのうち、完結編までおつき合いした奇特な方々だろうか。<ヤマトは第一シリーズのみという心の狭いわたくし。
 ああ、もう新作作ってもそんなに稼げそうもないしぃと見切りをつけた方々が西崎さんにどうぞとお渡ししたとか?
 人類の危機に主人公が自らの身を賭して戦うという物語の構造は、21世紀でもアリなんでしょうか。守りたい、助けたいと思う対象がもっとミニマムでないと、若い世代はリアルな思い入れ対象と認識できなくなってるような気がするんだが。でも、ハルキさんの大和映画が意外と当たったりするしなー。ほんとは何かに入れ込んで無条件に必死になって生きていきたいの、という願望が潜んでいたりするからでしょうか。
 私個人は昔ながらのヒーローものが好きですから(藤田和日郎なんかが大好物な人だし!)、建前のために命を張る話には全然抵抗はないです。が。それは張る人物に血の温みを感じればこそであって(熱さがあればロボでも可)、能面のように血の通わぬ言葉で正義だの愛だのと叫ばれても今ひとつ気持ち引っ張られないというか。第二シリーズ以降のヤマトに全然興味を持てないのはそこんとこなのだし。
 しかし製作のために集まった綿々のあまりの高齢ぶりに思わず苦笑い。60代の宮崎さんなんか全然若いよ。この方々はいったいどの辺のマーケットに向けて作品を作るんだろうなあ。年寄りの冷や水とか言われなきゃいいんだが。
 で、38才の古代進の声は誰がやるのかしら。無難なところで山寺さん? 銀英流れで郷田さん? いっそイメージ刷新かな。でも、雪を麻上さんがやるとしたら、半端に過去を引きずることになるが。二人の子どもの小雪とやらがツンデレだったりしたらちょっと笑う。
 ちゅーか、島くんはもうささきいさおで決め打ちですか。なんかあれですっかりキャラが変わった気がするんだが…。

 いろいろ言ったわりに、全然見る気はないんですけど。いや、まぢで。