せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

言われりゃそうなんだけど

 女性にとって気になる栄養素と言うかなんというかがこの世にはいっぱいあります。一時期ならコエンザイムQ10とか。乾燥が気になるこの季節ならヒアルロン酸とか、コラーゲンとか。年取ると出てくるあれやこれやの見栄え損傷事象に「利きますよ!」と言われたら、そりゃ気になるのが人情というものです。特に職場のふつーの娘さんたちは、あれやこれやの効能に興味津々で情報交換に熱心だったりします。私だって丸無視というわけじゃありません。やっぱりちょっと耳ダンボになります。
 が。
 ふらっとネットを歩き回っていて読んだ記事。コラーゲンって経口摂取してもほとんど意味ないんですってね? 消化吸収されるときはただのタンパク質なんですってね? アミノ酸にまで分解されたらその後コラーゲンの生成に使われる「かも」しれないけど、飲んで食べて翌日その効果でお肌がぷりぷりってことはあり得ない…。
 極めて現実的な相方に「コラーゲンって食べてもただのタンパク質なんだって?」と話をふってみたら「そうだよ」とあっさり言いやがりました。ちっ。こいつ、コエンザイム配合のハンドクリームなんてものを買ったときも「触ったものからなんでもどんどん成分吸収してたらたいへんなことになるだろ?」と皮膚吸収の可能性を低く見積もってやがりました。
 まー、言われてみたらそうなんだけどね。なんでもかんでも飲んだり塗ったりするだけで、速攻そのものとして働くって考えるのは能天気なんでしょう。結局バランスよく適度な量の食事を日々摂っていくのが美容健康の元であると。
 地道こそ全ての道の第一歩にして王道。わかっちやいるけど、でも、凡人だからずぼらなことを考えてしまうのよ…。

 しかし。女性向きの雑誌や情報誌にあふれるコラーゲンドリンクやらコラーゲン入りのしゃぶ鍋やらの広告をどう受け止めたらいいのか。