いいなあ、東京
今となっては町の規模や利便性など地元は地元で住みやすくていいと思ってるんですが、美術展や展示会の類いが圧倒的に多い点では未だに「東京いいなー」と思ってしまいます。音楽関係のイベントはなかなかチケットが取れるもんじゃなかったりするのでなんですが、長期でやってる展示物の場合はなんとか見られる可能性あるし。上野なんか、行けばだいたい「これ見たいなー」と思える催し物をやってる。そして、そういうのに限って、地方都市には絶対来ないちょいマニアックな題材だったりするのです。
首都圏の人口の集中あってのマイナー企画なんだろうな…。うちのあたりでやっても、ペイするほどの集客は見込めまい。それはわかってるけども。
で、今いいなあと思ってるのは「テオ・ヤンセン展」です。しばらく前にTVの特集で風力で歩く多足の動物チックな造形物を見て、「なんだこれー?」と思いまして。動きがなんとも生き物くさくて、でも足の多さとか質感とかが昆虫っぽいというか、あまりナマっぽくなくて、その違和感がびみょーに気持ち悪い。気持ち悪いというのは言い過ぎかもしれないけど、程よい異質感が背中をぞわぞわさせるのです。
見たことがない方のために。南アフリカでやっていたというBMWのCMです↓。
さすがに巨大なやつは展示だけみたいですが、小さめのモデルはデモンストレーションをやってくれる模様。あの感じが直に見られるなんていいなあ…。展示も、実物がどのくらいか、見られたらそれはそれでおもしろそう。
四月までやってるけど、これ見るためだけに東京行けるほどゆーふくでもないしなー。
そう言えば、国立西洋美術館がル・コルビジェの設計だと今更知りました。(てゆーか、コルビジェをちゃんと意識したのが極最近なんだが)こないだ通りかかったときモダンな建物だなーと思ったけど、それなら中も見てみたかったなあ。フェルメールだけじゃなく「ハンマースホイ展」も見ればよかったかも。<時間的に無理。
次回上京したときに何か見たい展示会をやってるといいなあ。