せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

こういう人は必要なんだけど

 土曜の昼にぼんやり部屋で食べる食事の友はなんとなく「王様のブランチ」。見たって地方住まいでは何の役にも立たんのだが、かつて流行りもの情報を漁るのだけは好きだった情報ヲタとしては、たまにお江戸では何が流行ってるのか、知りたくなる時もありまして。午後は新発売DVDや音楽のランキングもあり、年取った身には「これ、売れてんの?」的音楽新発見があったりするので。(概ねは聞かないが)
 しかし。本日の姫様のお買い物の同行者は小学生向きファッション雑誌の人気モデルのお嬢さんたち。最早今時の小学校高学年は小学館の「小学○○年生」なんて読まんのよ、という話は噂に聞いてましたが、服単独の専門雑誌が出てるってどういうことなの、稼ぎもない世代だっちゅーに。ファッション専門とはいえ話題は多岐に渡っていて、小学校高学年の女の子に今人気のあれこれも特集されてて、それによると今の流行りはノートデコリだそう。シールだのイラストだので学校のノートをかわゆくドレスアップしちゃうのがノートデコリ。おばさんの目から見たら、もう何のノートだかさっぱりわかりません。スイーツ型のおもちゃも人気。キラキラテカテカのケータイのデコと似た感じに手持ちのアイテムを飾り立てるのがいいみたいです。
 もうだいたい十を越えたら、おなごはみんな同じカテゴリに入るご時世になったってことでしょうか。
 さて、件の雑誌で小学生に人気のブランド店がヴィーナス・フォートに揃ってるということで、みなさんそこを散策して回ることに。私にとっては、ここは日本科学館を訪れた時、時間つぶしに立ち寄るところです(爆)。ここの服も、どれもこれもだいたいハイティーンから大学生? くらいまでの子が着てるのとそんなに変わんないデザインで。だいたい、小学生に「セクシー&クール」とかってコンセプト、どうなんよ? そういう店だから、お値段もしっかりで、アイテム的には一万越えは全然普通。マネキンのコーディネートを全部揃えたら四万五万は当たり前。小学生、これからまだでかくなるんじゃないの?
 しかし、同伴した親はそれを買ってやるのである。しかも、「これがいいー」という娘たちは値札なんか見てなかったりするのである。土台のジーパンに、各自が自由にラインストーン貼りつけられるハーフメイドな品なんか、貼り方次第で一本十万円なんである。
 お前らを年越し派遣村に送りつけてやりたいよ…。
 しかし、景気が回復するためには、世間の不況とか貧困とかをものともしない人たちが湯水のように金を使ってくれる必要はあるんだよなー。
 派遣先の次回の更新すら読めぬ庶民としては「はあぁあぁーーー?」と眉間にしわを寄せるしかない一件でしたが、遠くからがんばってくださいとエールを送っておきます。あとは、天下の回りものが二年とか三年とか先に、私の元にも回ってきてくれることを祈る。…無理だな。