せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

すらっと着きました


finepixで空の写真


VQ1015だとこんなふうになる。

 GW中ですが、中日で上り便なせいか飛行機ガラ空き。隣りに人が来ずのんきな旅でした。しかし、ここのところ連日すんごい睡眠時間が短かったもんで、眠気が半端ねぇえー。機内放送の山崎まさよしを聞きながらうつらうつらしているうちに到着しました。乗客が少ないので降りるのもあっさり、その後京急で都内に向かい、TさんやMさんと待ち合わせでしたが、予定よりえらく早く着いたくらいで。おかげでコインロッカーも余裕でゲットでき、助かりました。(私の前をカート引いて歩いてる娘さん二人がいましたが、ロッカーにカートが入らずこの先引いて歩くべきか悩んでいた模様)
 別にアートな感覚などというものは持ち合わせちゃいないのですが、上京するたび美術展やら博物館やらをチェックして何かを見に行くようにしてます。東京って、もちろん「フェルメール展」みたいな知名度の高い美術展もたくさん開催されるんですが、絶対福岡に来ないようなヘンな視点のこぢんまりした企画展が気軽に開催されてて、その辺がすごくうらやましい。というわけで、今回は六本木ヒルズ森美術館でやっている「万華鏡の視覚:ティッセン・ボルネミッサ現代美術財団コレクションより」というやつをセレクトさせていただきました。こんなん、ぜったい福岡には来ないよ! そして、私もこんな理由でもないと六本木ヒルズになんか行かないよ!


油のかおりが中華なやきそば。杏仁豆腐というさっぱりデザートの組み合わせがすばらしい。


Nさんとの合流待ちの間に六本木ヒルズを散策。東京タワーが見えるオーソドックスな写真など。


六本木ヒルズにあるでかい蜘蛛らしきのオブジェ。Tさんに教えてもらったタイトルは「ママン」。というのも、この蜘蛛の腹には卵が…。
 どうなの、このタイトル。

 迷惑なことに、本日待ち合わせの皆さんは、私のこの酔狂につき合うことになったのでした。「梅蘭」なる中華屋で名物らしい「梅蘭やきそばセット」を食べていざ出撃! と行きたいとこだったのですが、森美術館、展望フロアとほぼ同じとこにあるため、そっち目当ての方々とチケット売り場が完全合体。ものすごい行列に、と言いたいとこだけど、ある意味GW中の東京の施設としてはかなりヌルめの行列だったのではないかと。そして、一行のMさんがめざとく見つけてくれた割引チケットを提示して、私どもは森美術館に乗り込んだのでありました。
 …玉砕。
 現代アート、むずかしいよ! ってーか、サイトの写真、ズル(笑)。当然かもしれませんが、すんごい見栄えよく撮ってあります。美術館併設のグッズ売り場にも展示物を使ったポストカードがありましたが、これが現物の何倍増しにかっこいいカードでした。
 なんちゅーか、作品に込められた意図とか思索性とかって、オーディオガイドの解説なしじゃほぼわかんないです。まあ、現代アートの歯ごたえを体験できて、それは貴重だったかも。<負け惜しみ。
 でも、森美術館のチケットには東京シティビューの入場券もセットになってるので、コスパはいいんじゃないかと。こんなことでもないと見ない、六本木上空からの東京の眺め。遮るものがほとんどなく、360度の展望が楽しめるのは、上がってみて初めて知りました。


VQ1015だと、なんとなくジオラマっぽい感じに。

 この先が、わたくし的には書けない、情けなーい展開で orz。
 事前の睡眠不足生活がたたったのか、森美術館を出てお茶してるあたりからどんどん頭痛が痛い状態に。あ、これは眼精疲労来てる、と思い、ドラッグストアで鎮痛剤買って飲んだもののすでに手遅れで、夕食食べに行ったロシア料理店であえなくダウン、店の片隅に寝させてもらうという同行者に大迷惑をかける所行に至ったのでありました…。
 大人なんだから、健康管理くらいちゃんとしよう>自分。
 一緒にいた皆さん、たいへん申し訳ない! 自分が不甲斐ない。
 ちゅーか、明日、大丈夫なの?>自分。
 様々な不安を抱えつつ、もう一人のMさんに付き添ってもらいなんとか妹宅にたどり着いたわたくし。ほんと、重ね重ねすいません>Mさん。
 妹宅にはもう一人の末の妹が、やはりイベントのために上京してきていたのでした。久々に姉妹そろい踏み、しかしその理由がヲタイベントというのがなんともー、なんともー。イベント準備のため末の妹が連日余裕で半徹夜みたいな生活をしていると聞き、この年になるとほとんど体力に差はない、というか、ほとんど同じペースで劣化しているはずなのに、この持ちの違いは何? とさらに自己嫌悪。<ヲタ執念で徹夜に耐えられる気力・体力があっても自慢にはならぬげな。
 すっかり自分に自信がなくなった私は、素直に早寝したのでした。