せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

我が家の危機

 ヲタクだヲタクだと言いながら、私はあまりTVを見ません。特にアニメ関係からすっかり遠ざかったここ数年は、ニュースとドキュメンタリーが主体的に見るTVのほとんどで、見るものがないときはスイッチも入れない。(当然だと思うけど、見るものがなくてもBGM代わりにTVつけてる人も結構いるらしいので)ゲームのディスプレイとしても出番ががた減りしてるし、最近なんかTV欄で「これ、見たいかもな」と思っても、リアルタイムで見られない時間帯だったらおっくうでビデオのセットもしません。
 そういう我が家なのに、やたらとTVの稼働率が高いのは、ひとえに同居人のTV好きのせいです。「見てるの?」と聞かないと、用がなくてもつけている。体調が低の時はさっさと寝室にでもこもらないと、情報過多で気が遠くなってしまいます。
 だから今回の危機は「私にとって」ではなく「相方にとって」でした。リモコンのスイッチを入れたら、画面が真っ暗でな。音声だけがぼよーんと聞こえてな。相方が留守にする前、ちょっとつけたときは何の予兆もなかったのに。私は「あー、壊れたな。ちょっと早すぎないか?」とか「しかし、こやつがやたらとつけてるからな。こんなもんかもしれん」とかぼんやり考えていたけど、相方はあからさまに落胆しました。出張修理で直るような故障じゃなさそうだし、こんなでかいTV(32インチは家の規模に比較してかなりでかい)、修理に出したらいつ返ってくるやらって感じで、待ってる期間TVなしだなんて相方には耐えられない拷問であろう。新しいのにするとしても、すぐに配送してもらえるわけじゃないし。
 夕食の間も「一応買ったとこに修理頼む?」とか「デジタル放送用に買い替えろ、とか言ってる半端な時期に新しいのを買うのは面倒やなあ」などと私が冷静に言ってるのに、「うーん」「うーん」と生返事。
 そんな相方を神様も哀れに思ったのか。
「こういうのって、間隔あけてぽちっとスイッチ入れたら直ってたりしてな」と相方が往生際悪くリモコン触ったら、今度はきれいすっきり、ふつーに番組が映ったじゃーないですか。
 なんだったの、さっきのは。さんざんあちこちいじっても映んなかったくせに。
 新しいTVを買わずに済んだのは助かりましたが。