せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

萌えが今ひとつ

 来ないなー>「鉄人28号」。
 普通の人は「それはそうでしょう。あれは萌えで見るものではありません」とおっしゃるでしょうが、わたくし、ショタなもので。「ジャイアント・ロボ TheAnimation」では、世間では「ナマイキ」とかけっこう不評だった草間大作くんに萌えまくり・泣きまくりしたくらいハマったものです。
 それが金田正太郎くんには、イマイチ萌えレベルが上がらない。性格的に合わないんだったら納得なんだけど、別にかわいげがないとか生意気とかは私にとってマイナス要素にはなりません。見た目も全然おっけーです。後は黙ってTVの前で萌えのビッグウェーブが来るのを待ってるだけのはずなのに。
 理由をつらつら考えてみるに、「鉄人28号」はメインキャラよりゲストキャラのドラマでできてる話なんですね。不乱拳博士、スリルサスペンスとその一味、今回の超人間ケリー。毎回人に伏せた悲しい過去持ちとか、かなりキツい一癖二癖ある悪役とかが出てしまうんで、正義の味方一派は影が薄い。(その中で、出番が少ない割に放ってはならない異彩を放っている敷島博士!)レギュラー陣で一番印象が強いのは、脇で悩んでる村雨健ちゃんでしょう。
 もったいなーい。少年探偵、萌える設定なのになー。もう少し、その有能ぶりを発揮する場面があってもいいのでは。(ケリー編はまあまあ有能ではあった)
 それと、少年探偵の肩書きで語れる部分以外の掘り下げが足りない。鉄人の存在と村雨との確執あたりで金田正太郎「自身」の描写がもっと深まるのかなと期待してたんだけど、手前で止まっちゃう感じで物足りない。仮にも子どもだから、あんまり小難しい思索に入っちゃうとうそ臭くなるせいかな。(でも、大作くんには泣けるくらい感情移入できたけど、彼はちゃんと「少年」でしたよ)
 金田博士の一件に関しては全てがクリアになってるわけじゃないんで、後半はその辺に言及していく流れになると思うけど、その中で金田正太郎がピンのキャラ立ちを見せてくれることに期待。
 って、こんなことに期待してるのは私くらいかもー(涙)。

 原作読んでたら、高見沢秘書のキャラデザが大塚署長の奥様と同じだと知った。まさか今後、衝撃の展開があるのですか?!<考えすぎ。