せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

さらに濃いイベントへ

 @niftyのフェスタ終了後、お茶でもしようかとふらふらIMSへ向かっていたら、アルティアムで「ウルトラワールドの世界展」というのをやってるのを発見。会場の広さと「ガレキの展示」という説明に、相方と「どうしようか」「しょぼいかもー」と言いつつ、とりあえず八階まで上がってみることに。入り口から会場を覗き込んでみたら、帰りマンの等身大とかビートルとか置いてあるし、300円だからそんなすごい展示でなくても納得できるだろうと入場。
 わー、すげー!ごっついリアル&精巧なガレキがなんと116体も並んでいますよ。どのくらいリアルかというと、「ああ、この着ぐるみ、中の人が四つんばいなのね」「これもそうなのね、わき腹のたわみが…」と涙ぐましい想像をしてしまうくらい。もとの出来もたいそういいんでしょうが、組んだ方の情熱にも頭が下がります。仕上げが細かい!入場当初のなめた態度はどこへやら、ディスプレイの中をなめるように見て回ってしまいました。取り上げてある怪獣が「ウルトラQ」〜「帰ってきたウルトラマン」あたりなのも、守備範囲内でよかった。会場内では該当作品のDVDが流れててたんですが、デジタルでお掃除済みの威力を知りました。異様にきれい。「ウルトラマン」のジャミラの回がクライマックスで思わず見入ってしまいました。そうだよな、イデ隊員!とか拳を握ってみたり。
 唯一の問題は、がきんちょが会場を走り回る!ディスプレイをがたがた揺らす!危うくゼットンが落ちるとこやんけ!
 ウルトラマンと聞けばお子様向きのイベントと思う、普通の親御さんがそう判断するのも止む得ないでしょうが、ちょっとウルトラ見たくらいのお子様には全然・全くおもしろくもない展示でしょう、これは。
 帰りにグッズ売り場を見ていたら、この秋のウルトラ新シリーズと正月の映画のトレーラーを上映してて。って、えっ、正月に映画やるのかー。<松竹系、疎い私。ハムの人が変身するの?だけどシナリオが長谷川圭介か。ううむ、私、この人とはどうも合わなくて。監督が小中和哉さんなのがせめてもの救いかもなあ。それより、TVシリーズのメインスタッフってだれなんだろう?
 などと、売り場のお姉さんが引きまくりそうな濃い話を相方に持ちかけ、相方はウルトラ系チームのマーク(科特隊のとか)のファスナーアクセサリをチェックしたりして、を臭全開の怪しい二人組に成り果ててしまいました。
 その上、「やっぱDVDきれいよねー」「せめてセブンだけでもほしいなあ」「なんとかならんかな」「二人で半分ずつ出しで、一ヶ月に一枚買っていくってどう?」などと、エエ歳の大人の会話とは思えないやり取りをしつつ帰ったのでした。
 いや、300円でこの内容は安いですよ!お客さん。