せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

台風詳報(↓を補足)

 傘をさしても下半身はずぶぬれ状態で帰宅。きっともう外に出る気にはならないし、これからはどんどん出ない方がいい状態になるに決まってるので、途中でちょっとした食材を買ったりしてつらい旅路に(涙)。荷物を冷蔵庫に突っ込んで、ずぶぬれの品を脱ぎ散らかして、てけとーに片付けたら後は脱力して、犬に好き放題に鼻で小突かれる着ぐるみの人になってしまいましたよ。
 それでもなんとなくTVをつけて、台風情報をザッピングチェック。こっちに最も接近するのは午後二時くらいらしい。いつまでも着ぐるみになってるわけにもいかず、もうベランダに危険なものを出てないだろうな、とか(強風のときは物干し竿もおろしとかないと危険)、とりあえず風呂の汲み置きがトイレに使える分くらいはあるか、とか、懐中電灯の電池切れてないか、とか、最低限の備えくらいはすることに。というか、もう風雨が強まってきたから、供えが足りてなくても手は打てんのだが。
 一時過ぎには市内の路線バスも全線止まって、動いてる公的交通機関は地下鉄だけに。久しぶりに本格的な事態になってきたなあ。南向きの窓から見る分にはたいしたことないように見えるけど、海から風がばんばん吹き込む北側はものすごいことに。雨吹き込む、窓しなる、外を見るといろんなものがぐらぐら揺れてる。ニュース見てると、街路樹根こそぎ倒れるくらいはあちこちで起きてる模様。ってーか、海ノ中道なんて風が好き放題に吹きまくれるところに合羽姿でレポートに行くな。それと、古い看板がたくさんぶら下がってる商店街にも行くな。今にも落ちてくるんじゃないかと、見てる方が心配になる。
 今回は雨より風に翻弄された台風で、海際のマンションでは風圧で男性の力でも家のドアが開かず、あちこちの観覧車でゴンドラが鉄棒の大車輪のようにぐるんぐるん回っていたらしい。(ニュースでは北九州のスペース・ワールドの観覧車が映ったそうだけど、マリノアシティの双子観覧車も回った。ちなみに最初、「観覧車が風の力で回っている」というレポートを聞いたときは、あのでっかい輪っかのほうが回ってるのかと思った。そんなのあるわけないじゃん)そのスピードたるや、風だけでこんなに早く!と驚くほどで、シートベルトもなくホールド感もない椅子しかない観覧車のゴンドラであの状態になったら、まず確実に死ぬと思いました。もちろん、とっくに運休してて乗ってる人なんかいないんだけど。遠心力でちぎれて飛んでいく、というのはありかも。(実際にはないです)
 事前に聞いてはいたけど、こんなに遅い台風はわたくしの経験では初めてでした。だいたい台風なんて、接近して行き過ぎるまで二時間くらいあれば十分で、だから昼間に来られてしまうと、たいていは会社にいるうちにゆうゆうピークを過ぎてしまうんです。それが昼過ぎから気配が強まってきて、「ああ、風も収まってきたな」と思えたのが五時近く。完全に暴風雨圏を抜けるまでは、もっとかかったらしいから、滞在時間のロングラン記録を塗り替えたのではないかと。こんな勢力が強い上にノロい台風に直撃されたらたいへんなことになっていたよ。
 五時近くなってからぼちぼちと交通機関が動き始めたけど、JRや私鉄線までほぼ復旧したのは夜八時くらいだったかな。地下鉄は最初から最後まで平常運転だったけどね。ちっ。

 今年は台風の当たり年だそうで、なのに(という表現もなんだが)九州に台風が上陸したのは五年ぶりなんだとか。九月は九州にとってまだまだ台風のシーズンだから、後一ヶ月は気は抜けません。わくわく。<をい。