せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

それでも遊ぶ大人

 年一回、秋になると有志が企画してくれる別府で温泉に入っておいしいものを食べようツアーに出かけました。(もとい、大人が夜通しでバーチャやるぜツアー)風邪引いてる人間が温泉のはしごは無謀だから、もっぱら食べるのがメインになるんですが。夏バテで胃がやや小さくなってるみたいで、こっち方面の楽しみも削がれ気味。うう、残念。自己管理できてない自分が悪いんだけど。
 今回はなんと友人のお子さん二人が親なしで参加。(親は休みの都合がつかず)いいのか?こんなおっさん、おばさんの集団に、面識があるとはいえ混じって大丈夫なのか?少なくとも私は、子どもに対する配慮はできんぞ。<子ども苦手。大人げなさならいくらでも爆発させられる。<自慢すんな。
 天気は下り坂と聞いていたけど意外と持った。大分自動車道を東に行くほど雲は厚くなったけど、降らない。去年、帰る日が土砂降りで、高速が閉鎖される直前に乗れてほっとした過去があるから、天気はいい方が助かる。同乗させてもらったとっつぁんの車にはお子様参加者その1のユイカちゃんもご一緒。中学生の彼女は、別に両親の友人の影響ではないと思うが、SEED・ハガレン・ピースメーカーと腐女子系なジャンルにはまりつつあって、先々頼もしいというか、不安というか。(手荷物の中にはピースメーカーのコミックにSEED・ハガレンのCDがしっかり詰まっていた)でもおばさん、大人げないから、「SEEDって、出てくる人みんなかっこいい!」と目を輝かせられても、「へー?そう」と鈍い反応しか返せないのよ。だって、ファーストガンダム世代なんだもん。「あのな、SEEDの最終回のな、仮面の人の言い回しは妙にトミノくせーのに中身がまるでねえセリフはどうよ?」などとケンカ売らなかったのは、なけなしの自制心の賜物です。<当ったり前だろう!
 まあ、私も子供時分に集中して見ていた「コンバトラーV」とか「ガイキング」とか、今となっては人に勧められないから、年齢の限界ってもんはあると思う。「ザンボット3」は勧めたいけど、作画的にしんどいのはわかってる。女の子ウケはすまい。
 大分には昼過ぎに着いて、元気チームは温泉巡りへ、残ったメンバーは宿のでっかいTVにプレステやサターンを繋いだり、夜の宴会向きに買出しに行ったり。最終的には男性参加者のほとんどが夕食までバーチャ三昧になってたが。もはや現役ゲーマーとゲーセンで対戦するのは無理なロートル集団にとって、ほどほど勝負になる面子が揃うこういう場でないとやる機会もないのが現状だしなあ。その中に新たに加わって一年間の上達振りで大人を落胆させたのが、参加子どもその2の高校生、タカノリくん。体調がイマイチの私は寝部屋で半死体になって夜に備えてみたり。軟弱。ゲーム部屋の盛り上がりっぷりは大学のときの合宿の雰囲気と全然変わらず、私たちの上に流れた時間っていったい何なの?って気もし。
 別府に行くといつもお世話になる炉辺焼きの「葵」で、SさんとM夫妻も合流。ますます無礼講極まる。ただ、「葵」が移転して広くなり、一般のお客さん(って、私たちは何者?)に迷惑をかけないように親父さんを酔いつぶしたりしなかったので、比較的穏便に宴会を終えることができた。例年は親父さんだけでなく、身内にも討ち死にが出て、帰り道がえらいことになったりもしてたのに。私たちが年取って、無理できない身体になったせいもあるかもしれないが。<悲しい現実。
 さて、宿に帰ってからの第二ラウンドは、そんなわけで全員生きてたばっかりににぎわうことにぎわうこと。二部屋ともバチャっ子が入れ替わり立ち代りコントローラーを握ってます。わたくし、いい具合にお腹がいっぱいになったので、もわーっと眺めるばかりです。その上バチャまみれだけでは終わらず、宿の温泉から戻ってきたら、今度は「もじぴったん」大会になってました。これは大人子ども入り乱れても楽しめるゲームでよかったかも。いい年したおじさんたちが、中高生男子時代に国語辞典に赤線引いたりするような単語を発生させようと四苦八苦してたのは内緒だ。
 「もじぴったん」、明日また何本か売れるかもなあ。