せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

何考えてんだ?NHK

 世間様からすればかなりゆるめとはいえ、ぼちぼち片づけ作業をしていた午後、珍しく固定電話が鳴る。昨日今日、かかってくるのはもっぱら友人知人からの安否確認の電話なのでとりあえず出ると。
 「○○さまのお宅でしょうか?NHKでございます」「はあ」「先日、ご主人様が衛星放送の契約をしてくださったそうで、お礼の電話でございます」「はあ?」。
 そうだった。こないだ、ついに相方が集金人の追求に負けて、私の留守中に契約してしまったのだった。せめて磯野の横領分、一億円を回収できたら払ってやってもいいと踏ん張ればよかったのに!どうせ受信料なんて、タクシー券とか相見積もとらずに定価で買った物品代とかになってんだから!
 と話を聞いて憤っていた、あのときの感覚が蘇って、私の声はどんどん不機嫌になっていく。
 「あの、ご主人様から聞いてらっしゃいますでしょうか?」。内心、「ご主人様」なんていう上等なモンはうちにはいないわい!と怒りがふつふつわき上がってくるが、こういう人に「ご主人って誰ちゃん?」と切り返すほど大人げなくもないので、ごっつい不機嫌に「そんなことも言ってましたねえ」と返事する。向こうも不安になってきたのか、「あ、あの。そういうわけでお礼の電話でした。失礼します」とそそくさと電話を切った。
 むかむかする。この電話もみなさまの受信料とやらでかけてるわけでしょー?オペレーターの人件費も出してるんですよね。こんなことにカネ使ってるヒマがあったら、まじめに体質改善しろ!「NHKは変わります」とかいう冊子作ってる場合かよ。
 ってーか、福岡って今それどころじゃないのよ。家はたまたま損傷軽微ですけど、部屋中に散乱したものの片づけや家具の撤去や明日の雨への備えでへとへとの人もたくさんいるのよ!そういうときに「お礼の電話」なんておのんきなものかけられてもメーワクなの。一応被災地にこんな電話かけるなんて、「報道のNHK」のくせにヘンじゃないの?
 この件で仮にNHKにクレームの電話をかけても許されるよね…。