三件梯子で八時間
学生のころ、友達と電話で話していたら夜が明けた、ということが何度かあった。ケータイの時代ではないので、ひも付きの範囲内をごろごろうろうろしながら数時間。ホーダイなどもできる前で、いくら市内とはいえびんぼー学生にはかなり痛い出費だった。でもその後もやらかした。
こういうのは男性にはわかりにくいもののようで(イマドキ男性はそうでもないのか?)、相方など「そんなにいったい何を話すのか?」と呆れていた。
でも、女性は時折そういうことをやらかすのである。と一般論として語っていいものか。(とんでもないことを一般論として語る爺がいるので、このところ一般論化に不安が)
だから、昼ご飯食べに行って、帰りが八時を過ぎる(夕食は食べてない)、ってなことも起こりうるのである。
単に以前の派遣の同僚とランチを食べに行っただけなんですけど。一軒に長居するのも気が引けるので、たれたれと河岸を変えながら今泉・警固あたりを転々としていたらそんな時間に。我ながらよく話すネタがあるもんだなーと驚いた。今の職場のこと、知ってる社員さんの人事異動先のこと、他の派遣の同僚のその後のこと、最近興味があること、見ておもしろかった映画、その他いろいろ。おお、並べてみたらたくさんあるよ。
セッティングしてくれたKさん、ほんとにありがとうです。おかげで前から興味があった「カフェ・ド・H」に行けましたですよー。食事もおいしかったし、天気のいいお昼、オープンになった窓からいい風が入って、気持ちだけはリゾートに来たような。その後の、学生街の裏ーの方にひっそり残ってるような古式ゆかしい「喫茶店」、「アトリエ」も濃い話題をやるにはいい具合の客の入りでしたし。
学生に戻ったような「女のおしゃべり」を堪能した一日でした。まだまだ心はオトメ(爆)。