せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

ざざっと「アニメ夜話」

 「未来少年コナン」は今後も長くヲ・非ヲ問わず見られていくと思うので、特に言うこともなく。今回は大塚さんが来られてたのが目玉と言えば目玉。というか、大塚さん中心に動画の話に軸足多めに置いて構成されてたのはよかったです。宮崎さんの邪悪さ(笑)がみんな公認であるかのようにしれっと語られてたのがおかしい。
 森やすじさんや大塚さんのような、日本の基本の基本みたいな丸く柔らかくそれでいて躍動感のあるアニメの絵作りをされてた方々が年齢と共に現場から引かれ、また鬼籍には入られたことをとても悲しく思いました。
 「劇場版エースをねらえ!」はあまりマニーな人に振り返られるチャンスがないようですが、私的には握り拳を握って「傑作!」と言いたい一本なので、今回取り上げてくれてうれしかったです。よくよく考えたらボロも漏れもある作品でしょうが、90分(正確には88分)で「エース」原作のあのボリュームを見せきり、しかも見た後の感覚はどうにもこうにも出崎節という恐ろしい映画。「エースをねらえ!」そのものには特別な思い入れのない、萌えで語れるものが何もない私ですが、見ればいつもががーーっと気持ちを引きずられていってしまいます。残念ながらレンタルビデオ店でも置いていないところが多いので、七月にNHKBSでやる夏休みアニメ劇場放送分は必見。マキが泣かせる。
 えええっと。「マクロス」は。ですねえ…。メカ萌え!バルキリーはアニメ界に残るロボでしょう。板野さんを筆頭とするメカ燃えアニメーターが描く華麗なメカアクションってすごいよ!とそこだけで十分楽しめるアニメです。と言っておこう。今回十年以上ぶりに劇場版の映像を見て、本気ですげーと思いました。こんな作画やってる人たちはばかです。<ほめてます。
 これであのカユい言動のキャラがなんとかなってたらなあ…。メカ目当てで見直すのもちょとしんどい。