せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

トリンプの社長blogが炎上

 こういうおちょーしもんなネタを書くのは煽り行為みたいで問題とはわかってますが、「愛ルケ」ヲチしているものとしては触れずにはいられず。

 先日ITmediaに、ホットドッグチェーンネイサンズのblog上でのバイトの書き込みが企業を巻き込む騒動になったという記事が載ってました。
 コミケの会場のホットドッグ店に勤務したバイトが客がヲタばかりなことに「キモーい」などと感想を書いたのが客のひんしゅくを買い、ついには会社から正式に謝罪を出すところまで発展したそうで。投稿ページへのパスワードさえ知っていれば専門知識なしで投稿可のblog、そのうえ内容をチェックするシステムもないとなればこういう事態も起きようというもの。
 企業は運営しているblogを含めたサイトのリスク管理をもっと考えなければいかん時期に入ってきたことを印象づける事件でした。

 というような記事が出て一週間も経ってないというのに。
 女性下着メーカー「トリンプ」の「吉越浩一郎の革命社長日記」blogで、「愛の流刑地」を楽しく読んでいること、先日渡辺淳一氏を招いての朝食会で続きに関する質問をしたことなどを書いたもんだからコメント欄がえらいことに。「こんな女性蔑視、時代錯誤のセクハラ小説を、女性購買層をメインとした商品を売っている会社の社長が公的な場で褒めるとはどういうことか」「御社が本当の意味で女性のことを考えているなら、あんなものを持ち上げるはずがない。底が知れました」「御社の商品は今後一切買わないつもりです」などの抗議コメントが殺到中、まだ伸びそうな気配です。
 いくら日経に抗議しても体よくあしらわれてきた女性の不満が、一気にトリンプ社長blogになだれ込んでる模様。運悪く週末にかかったせいか、トリンプ、事態の収拾に入ってません。愛ルケヲチャーには情報がどんどん伝播しているので、収拾が遅れれば遅れるほど注目度が上がってしまうのですが。

 本編も、主役二人があの最中に首を締めあって興奮を得る描写を始めた(きっと終わらせるための伏線だったと思われ)その時期に、ちょうど首締め悦楽連続殺人事件が起きてヤバくなってきた上、ナベ爺、何をトチ狂ったのかその後も首締め性行為の描写を止めてないもんだから、非難がごーごーからゴーゴーゴーゴーくらいにヒートアップしたところ。注目されるにはバッドタイミングにもほどがある、という状況です。
 もし、これがどこかのニュースサイトに取り上げられてネット上でさらに広がったら。一部のおっさん読者の好評に気を良くしてナベ爺に好き放題させてきた日経も、足下に火がつくかもしれません。企業のリスク管理の記事を書いてる場合じゃありませんよ。
 対岸の火事、と軽く見ている企業の皆さんも気をつけないと。特に、渡辺淳一文学館を運営している「エリエール」。メインの顧客は女性ですから。今までも運営元を知って「不買したい」と言っていた女性はたくさんいるのです。へんな騒動になる前に手を打っておかないと、あっという間に祭りになるやもしれず。