せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

くぉ、こここ、これはっ

 萌えー。萌えー。
 久々にデジタルガジェットで記事読んだ瞬間に「ほ。ほすぃいいー」な気分になりました。まだご存じない方も多いでしょう、DDI-pocketから新生なったWILLCOMが発表したPDAタイプの端末、「W-ZERO3」でございます。その筋の方々にはすでに話題の的になってるようで、ニュースサイトランキング上位を占めてますが。世間ではもうPHSなんてものが現存していることをご存じない方も多くて(涙)。
 ケータイの高機能化が著しい日本では、PDAは絶滅寸前。新機種が出てるのはザウルスくらい?巨大液晶&タッチペン形式ですら滅多に見ない昨今、まして私の好きなキーボードつきなどザウ以外では金輪際出ないはず。ドコモももうシグマリオンは出す気ないし(III、大事にしよう)。
 エラそ言いながらシグマリオンもたいして使いこなしてるとは言えない私だけど、長文スキーにとってケータイのテンキーなんてどんなに日本語変換が賢くなっても代用品の域を出ない。かといって、ノートPCは重すぎで持ち歩く気にはなれないし(てーかそんな高機能いらねえ)、WinCEレベルのお気軽1kg切りのマシンがなくなるのはなんだかなーって気分だったのだ。
 そこに燦然と現れたのが「W-ZERO3」。PDAじゃなくてPHSなんだけど。でも、スライド式ながらキーボードついてるもん。液晶もばりっと大きくて縦横に表示も切り替えられる。ああ、よかった、ここにPDAの灯火が引き継がれました。ノートPC以外のキーボード付きマシンよ、永遠に。
 …使い勝手はどうなん?って問題はあるんだけど。
 以前、FOMA黎明期のドコモがやっぱシャープからザウ頭のPDA型FOMAを出して、これもBluetooth搭載でペン型(ペン型ですよ!ナニでアレ好みのギミック)の子機がついてるというその筋の人ならどっきどきの魅力的な仕様だったんだけど、使い勝手というか実用で考えるといろいろと難点が多く、それ以前に12万円だったかという高額っぷりが庶民にはお話にならねえという状況で。その点「W-ZERO3」は価格的には五万円くらいだそうでこの点は現実的だけど、二台持ちなんて無理無理な人間にとっては、まずPHSとしてどうなの?の部分での不安がぬぐえないとちょっと手は出せないなあって気持ちにもなる。

 とはいえ、ここ数年新機種を買いたくてもない!状態だったPHSユーザーとしては、この先数ヶ月はうれしい悲鳴あげっぱなしだなあ。買う買わないはともかく、「W-ZERO3」、ちゃんと店頭チェックに行きますよ。るんるん