せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

現実はこんなものだわねえ

 今年はいける!と言われた春闘ですが、どんな結果に終わったのでしょうか。私ども派遣には関係のない話ですから、新聞記事もふーんと眺めるくらいです。このところ組合員が減ったり影響力が落ちたりしている労働組合のみなさんは、パート・アルバイトや派遣も賃上げとか雇用の確保の交渉対象にとか言ってくださってるみたいですが、あまり期待はしていません。私ども短期就労者の雇用を切ったり貼ったり、時給を突然切り下げたりできるから、正社員の皆さまにしわ寄せが行かずに済んでるわけで、利害の一致が見られるとは思えないですもん。
 さて。読売新聞によりますと、雇用の安全弁と言われております正社員でない職員の月給は正社員の六割程度なのだそうです。わはははは、まー、そんなもんでしょう。今や会社によっては構成員の八割が派遣、やってる仕事も正社員とどう違うの?って内容なのに(今の派遣先はまさしくそうで、社員より派遣の方が業務内容に詳しいよ…)、と思うとむなしいばかりですけど。会社によっては正社員は命まで絞られそうな働きようなので、きっと残りの四割は生命保険なのでしょう。安定雇用を盾に取られてのサービス残業や長時間勤務のすごさを耳にすると、どっちの天秤に乗った方がいいのかと真剣に悩んでしまいます。…正社員の天秤には、今となっては乗れないけども。
 しかし、42.9歳で平均月給が191,400円かあ…。それでもこの金額は首都圏の給与が押し上げてると思う。九州だったら時給の相場からして、これから更に二、三割減です(涙)。