せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

予想通りでしたな

 よくわかんない人気で盛り上がったサッカーワールドカップでしたが、さすがにブラジル戦で「可能性はないわけじゃない」みたいな言い方を引っぱるのは無理がありすぎたような…。そして、ド素人というかサッカー知識皆無の私でも予想できた負け方で、残念なことではありましょうが取り立てて驚きもしないという。
 てゆーか、ずっとサッカー見てきて冷静に判断できる人だったらオーストラリア戦に負けた時点で「予選突破はないな」とわかっていただろうし、そのオーストラリア戦だって「勝てるか?ってーと、どーだかねー?」と思ってたみたいだし、日本チームの戦いぶりは全体にびっくりするほど意外な結果というわけではないのではないでしょうか。
 私は特にサッカーそのものに対して思うところは何にもないですが、高い放送料の元を取ろうという下心からか、やたらと日本を持ち上げて根拠のない煽りをやる事前キャンペーンにはうんざりでした。だって、試合見たら素人でサッカーに明るくない人にだって、技術の差って自ずとわかってしまうものじゃないですか。なんであんなに安易に「行ける」「やれる」「まだわからない」なんて調子いい言葉を並べられるのか、首をかしげ続けた各局のワールドカップコーナー。
 選手が格上のチームとの対戦であっても「絶対勝ちます」とか「負けるわけにはいきません」と言うのは、それはかまわんと思うんです。そう言うしかない身の上の人たちだし。戦う前から弱気なことを言ってたら、サッカーって戦えなさげだし。結果が出せなかったこと、力不足だったことについては、それぞれがそれぞれの立場で評価され糾弾されればいいことで、根拠なく勝手に持ち上げたマスコミの皆さんが戦犯探しよろしく誰かを叩くのはどんなもんなんでしょうか?

 冬期五輪の時のフィギュアもそうだったけど、スポーツ絡みのマスコミのあり方って却って気分をげんなりさせられることが多いです。スポーツイベントってお祭りでなくちゃいけないんでしょうか?そりゃまー、盛り上がったほうが楽しいでしょうが、純粋な「観戦」からはどんどん遠ざかっていってるような気がしてしょうがないです。なんか、そのスポーツが好きになるきっかけとして機能してないような。