せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

SONY、無茶するなー

 七万円のゲーム機。なんてものをほいほい買える人がこの日本にどのくらいいるのだろうか?
 と(悩)にさせられたPS3。この週末の東京ゲームショー突然の値下げ宣言をしたそうです。やっぱりなー。いくらブルーレイの再生機能付き・PS2と互換性ありだと言っても七万(上位機種は九万だっけ?)はそうそう出せないよ…。何度も申し上げますが、SONYの人がどう言おうと「PS」の看板を掲げる以上消費者側はPS3はゲーム機という認識だから。改定後の下位機種五万弱もけして安いもんじゃないが、思い返せばPS2の初代機が確か同じ値段だったと思うです。だから今回のニュースでこれなら、と思ったゲーマーは結構多いんじゃないかしらん。先んじて廉価版の発売を発表していたマイクロソフトXbox班の血の気が引く音が聞こえてくる感じです。朝日の記事に「一方、PS3と市場で激突する「Xbox360」を展開するMSは、ショックを隠さない。MS関係者は『戦略を今さら変えられない。年末商戦はこのまま乗り切るしかない』と話した。」とありましたし。<なんとなくXboxのやり方がきらいな人。

 とは言っても、器だけあっても仕方がないのがゲーム機で、やはりやりたいと思うタイトルが出てこないことにはどうにもならない。我が家も「お、この価格ならやりたいのが出てもなんとかなりそう」と思っただけで、「出たら即買い!」と考えてるわけじゃないし。ゲーム機というだけじゃないというなら、これを使ってやりたいと思わせる何かをSONYは積極的に提示してくれないとなあ。他に何ができるのかがブルーレイ以外特に思いつかない状態だと、購買意欲が今一つ起きてこない。
 この値下げはSONY的には大英断だったろうから、値下げで起きた「買おうかな」気分をうまく刺激しないとずるずる赤字が膨らんでいってしまいますぞ。
 PS2のときの「マトリックス」みたいな奇跡が後押ししてくれるやら。

 そう言えば、「PSX」なる商品があったなあ。そんなに昔のことじゃないのに、今やすっかり記憶の彼方です。