パンパカパーン
相方が意地悪く「今週の『an・an』見た?」というのである。「見てないけど、なんで?」と聞いても教えてくれないのである。「じゃあ、本屋で確かめてごらん」と楽しげに言うので、悔しがりながら行ってみたのである。
…ひでえ。私が未だに「ぱんだdeまふまふ」を買おうかどーしよーか? と悩んでいるのを承知でこんな特集本を!
巻頭特集が上野樹里が中国のパンダ幼稚園(いや、正式には成都パンダ繁殖センターって言うそうだけどね。繁殖)を訪ねる、というものなんである!子どもパンダが画面に鈴なり!ごろごろ転がり放題!<「!」だらけですんません。あああ、いいなー、上野樹里。この近距離で子どもパンダがさわり放題。(だったかどうかはわからない。あれはあれで熊でもあるし)
と気が迷ってしまったので、よくよく読んだらたいして特集のページ数ってないのに買ってしまいました>「an・an」。ばかばかばか、相方のばかーー!!
でも、久しぶりに「an・an」の無駄にゴージャスな化粧品特集(第二特集だった)も読めておもしろかったです。化粧品って不思議だなと思うのは、一本万単位の美容液なんてもの、自分の収入=自分で使えるお金の独り者時代にしか買えたもんじゃないってことです。ほんとにメンテが必要になる斜陽のお年ごろを迎えるころには家庭全体の収支を考えなければならず、高額化粧品を継続的に使えるのは収入アッパー層でなきゃ無理。若いころに数年ばかし投入した美容液って、そのころに何かしら効果の切れっぱしくらい見せてくれるのかしら…。
化粧品のことはともかく。
パンダ特集の最後に、JALの広告が載ってました。
「世界遺産登録記念!パンパカパンダ 成都・臥龍4日間」。なんと赤ちゃんパンダが見られて大人パンダと記念写真が撮れるツアーです! うきょー、い。行きたい…。
と思い、ちょっとネットで検索してみたら、移動時間がすんごい長いよ…。だいたい上海から成都に飛行機を含む移動時間が三時間、翌日の成都〜臥龍が観光含み七時間、三日目は臥龍〜成都の移動が四時間。
移動ばっかりじゃん!
こんな旅程、私の軟弱な身体が耐えられそうもない。それ以前に私の貧弱なサイフが旅費に耐えられそうにないけど。
でもなあ…。生の子パンダ(涙)。いや、生パンダはきっとけだものくさいに違いない。きっとそうに違いない!<必死で言い聞かせ中。