せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

「のだめ」、見てますよ

 ファンの不安を一身に受けて登場したドラマ「のだめカンタービレ」、視聴率的にはそこそこらしいのですが世間の評はどんなもんなんでしょうか。
 私もいちおー見てます。二回目もちゃんと見るくらいなので、どん底の評価はしてません。やっぱりのだめに上野樹里を持ってきたのは正解だったなあ。あの世代の女優さんでのだめみたいなヨゴレなヒロインをやって様になるのは上野樹里くらいだろうと思っていたのです。なんたって「スウィングガールズ」の鈴木友子だから。
 玉木宏は俺様何様千秋様というほど美男子には見えないのはつらいけど、描写的に美々しい一本やりでない以上、やっぱりヨゴレもやれる役者さんでないといかんかったのだろうと。ただ、相方が延々ゲーム「ローグ・ギャラクシー」をやっていた(上に終らせてない)我が家の環境だと、しゃべるとどうしても「ああ、ジェスターはん」という気がしてしょうがないのが困る。
 出番が多いから外人役者さんじゃむずかしいと判断されたのかもしれないけど、ミルヒー竹中直人はやっぱ違和感あるよね…。逆立ちしても外国の人には見えない。てゆーか、あんなに赤いドイツ人ってアリですか? 岡田真澄が健在だったら、ミルヒーは岡田さんだよねというのが我が家の一致した意見です。
 演出的には、何もあんなにマンガっぽくしなくてもいいんじゃないの? と思うんですが、どうなんでしょう。実写には実写の見せ方があるので、CG駆使してまで絵面を似せて作ってくれなくてもいいのになー、と思います。あと、一回目に関しては、進行に千秋のモノローグを多用しすぎててちょっとうっとうしかった。音楽の聞きどころとかは誰かが解説してくれないとわかりにくくはあるけど、もう少しバランス考えて欲しいなあ。
 などとぶちぶち言いながらも、でも来週も見るかな? くらいの出来にはなってると思いました。音楽やってる方々がどう感じられるかわからないけど、メインの役者さんたちはそれっぽく見えるように練習は積んでるっぽいし。(のだめの演奏シーンはなかなか雰囲気出てるなーと)あれだけ練習してもらうことを考えても、若くてギャラが抑えられる役者でないとキャスティングできなかったんだろうな。
 原作に出てくる私の中でタイトルと曲がくっついてないクラシックの数々をちゃんと聞けるのはうれしいです。