せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

改めてヘタれ犬

 今年は熊やらサルやらが里に降りてきて、住民との間でいろいろと問題が起きているというニュースが多い。この件については人間が悪いとも動物が悪いとも言いきれず、「困ったなあ…」と歯切れ悪くつぶやくことしかできない私であります。あまりにも理想論で何の解決にもならないけど、両方がうまくやっていく方法ってないのかなあ…と思うばかりです。
 というような、私の手に余ることはさておき。
 サルが降りて来るようになって困ったある集落で、飼い犬達をサル追い犬に育てようという試みをしているというニュースを見ました。ふつーの育った飼い犬が果たしてちゃんと仕事をする子になるのかなあ? と思ったら、やっぱり育ててみないと適性があるのかどうか、物になるのかどうかはわからないんだそう。
 何より、その犬達はサルを怖がったりしないんだろうか?
 うちのばかボンはおそらくまったく使いものにならないだろうと思われ。なんたって、散歩中に50cmと離れていないところに寝そべってる猫に気づかない。さっさか歩いて行く。その人間の鼻の何倍も機能するという鼻は飾りなのか? と内心で突っ込んでいたら、相方曰く「あれは気がついてる。気がついて、あえて知らんふりしてると思うね」とのこと。わき目も振らずがんがん直進してるのは、猫の気迫を恐れてのことだったのか…。
 情けないっ。
 こんな情けない犬が、あのサル追い犬を育てる里にはいないのだろうか。