せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

感染る、感染るってばー

 取りあえずスーツは買ったので、就職活動第二弾として床屋に出撃。さすがに今回はカットだけで逃げるわけにはいかず、縮毛矯正もやらねばと悲壮な決意<そこまで言わんでも。ウツウツとしながら拾ってきたホットペッパーをめくり、近場でお安いところを絞り込んで予約のお電話しました。四時間戦を覚悟して読みかけの「アラビアの夜の種族」の一巻、だけでは心もとなく二巻も持って出かけます。
 来客層をよくよく見ると、ふつーのおばちゃんもたくさん来られてるから別にきんちょーすることもないだろうに、美容院ってお客のセンスを値踏みしてるような気がして、行くのに決心が必要なんです。あれはいったい何なんでしょう、私の勝手なひが目?
 往生際の悪い人なんで、実際に席についてから「今日はどのくらいかかりますか?」と担当の方に訊ねてみたら、「そうですねえ…」と返ってきた答えがなんと三時間弱! うそだ、縮毛矯正は最低でも三時間越えでしょー? と半信半疑でいたら、ほんとに三時間で終りました。私が美容院に行き渋っているうちに薬剤が進歩したのでしょうか。私のように、「縮毛矯正は時間かかっていやー」と訴える人が多かったんでしょうか。美容院側も長時間椅子をせしめる人が減ったほうが回転が良くなってありがたいだろうしなあ。
 ステップが進むたびに助手みたいな若手の人が「じゃあ栄養入れていきます」と言いながら髪に薬剤塗っていくのが不思議でした。
 ところで、季節柄しょうがないとは思いますが、メインで担当してくれた人も助手やった人も、どっちも風邪引いてるみたいで鼻がぐずぐず言いっ放しだったのがやはしすごく気になりました。美容院はどうしたって距離取れないから。この時期に風邪もらって休むなんてとんでもない事態です。引き継ぎはあるし、もし就職活動で面接設定されたらその日はどうしたって休まなきゃならないし、他の用件で休んでる暇なんかないんです。施術されている間、「感染ったらどうしよう…」と心配しっぱなしでした。(大事な局面ほど無駄に風邪を引くわたくし)
 終って改めてでき上がった頭を見てみたらなんというすっきり感。なんというまとまりのよさ。数時間前までの暴発ぶりがうそのようです。ああ、だから「時間かかっていやー」と思いつつも縮毛矯正やるんだよな、かけた時間の分の効果はあるから。

 早く済んだ分、読書がはかどらなかったな…。一巻で十分だったよ…。