せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

怪奇大作戦セカンドファイル、第三話見ました

 タイトルからしてヤバげだった「人食い樹」ですが、全3話の中でもっとも怪しげな出来でした。なんたって、植物の花粉がウィルス化する? で、人間の体組織を植物に変化させる? なんてえのは、「科学」として受け入れるのはちょっと、いや、かなーり無理が。牧さん、お手上げ。しかもそれに感染したときの対応策がさるクラシック音楽を聞かせること、というのもなんだか…。クラシックマニーな方々は、死屍累々の東京でも元気でらしたということですよね。牧さん、病に倒れててよかったね。科学の完全敗北って感じですよ…。
 木村多江が出ると、それだけですでに「この人は怪しい」とわかってしまうのはいかがなものか。顔に「薄幸」って書いてあるもの。

 いろいろ言いましたが、個人的には「生物彗星WOO」よりはアリです。三本どれにもアラがあるっちゃありますが、「WOO」の最終回の脱力感に比べたら軽微なものです。物語当初の後味の悪さが払拭されるどころか「あのシビアっぷりはなんのためだったの?」とボー然とさせられたもんな>「WOO」。
 五月にNHKBS2で旧作のセレクト版と一緒に放送されるそうなので、どっちがあり得ない度が高いか、確認してみようと思います。<旧作は何作かしか見たことない。