せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

どこかに行きたい

 一人暮らしのOLさんだったころは旅行によく行ったもんです。部屋の中にいずっぱりで煮詰まりやすいソフト業界にいたせいかもしれません。長期の休みは無理なんで、近場に短期がほとんどでしたが、なけなしのボーナスの行き先は旅費ってことがけっこうありました。が。
 あれからン年。結婚して犬飼ってから、とんと旅行とは縁遠くなりました。相方とは休みが合わないし、友だちも家庭の事情などで誘いにくい年頃だったり。何より先立つものがない、というのが最大の理由ですけども。
 一人のときもびんぼーだったんだがなあ。どうやって工面していたんだろう。
 しかし、私もいちおー身の程をわきまえることは知っているので、旅行に行けなくても「現状じゃあしかたないよなー」と納得することにしています。納得するしかないです。とはいえ、時折「どこかに行きたい」病が復活することもありまして。
 (うち的には)おなじみ、デイリーポータルでライターの大塚幸代さんがチェコに行ったときの旅行記を書かれていて、これがすごく魅力的。ちょっとは知ってるけど思い返すとたいしたことはわからず、女性好みのおしゃれっぽさがありつつガイコツ寺院なんてものもあり、距離感が「行ってみたい」心をくすぐるというか。ご飯も全般的においしそうだし。(特に軽食系。向こうのご飯は一盛りの量が多そうなんで、屋台?風の飲食店がおいしそうだと好印象)ビールは飲めないけど…。昼から飲まんでもいいけど…。
 何を見ても「うわー、これって!」と知りたい・見たい心が刺激されそう。いいなー。
 でも、この旅行が楽しそうなのは、チェコ語ができる同行者がいたからってのもあるだろうな。旅行はやっぱ、現地語ができる人がいるのといないのとでは大違い。観光では行かないようなところにふらふらと突入できるのは、ある程度地元に明るいか情報収集能力のある一がメンバーにいてこそ。ジモティが乗るバスや鉄道でふつーに移動できるのがうらやましい。
 と、指をくわえつつ旅行記を堪能しました。
 ああ、私もどこかに行きたいよう。<何か煮詰まっているのか?