せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

もう何度見たかわかりませんが

 相方の同僚の若い人が、先日の「猿の惑星」を見て「古い映画なのに、CGが使ってありましたよ!」と驚いていたそうです。いや、それたぶんCGじゃないから。特殊合成とか、そういうのではないかと。

 そう言えば、先々週くらいにNHKBSで「2001年宇宙の旅」をやってるのを見ましたが(DVDあるのに)、今見てもあの映像の圧力には圧倒される。話についても、今となってはすっかり解題されまくってるけど、もやぁあー感が抜けません。
 ほんと、全ての「絵」がどうかしてるんじゃないかと思うほどすごいです。CGでどんな絵でも作れる時代になったと言われますが、絵を作ろうとする側がイメージできてないものは作れないわけで。逆に鮮明に「作りたいもの」が浮かんでいれば、ちょーローテク時代でもこれだけの映像が作れちゃうのです。こんなん、どーやって作ったんだろう…。(という解説本も山ほど出てて、相方もあれこれ解説してくれるんですが、何より作った根気の方が)
 この、現物をあれこれ工夫して作った画面には厚みがあるように感じます。CGには今のとこ感じ取れない物体の存在感みたいなものが。
 なんて感じるのは、CGのない時代から映像を見てきた者のノスタルジーみたいなものなんでしょうか。今のCG世代が初見で見たら「ふーん」で終っちゃうのかしら。