せまい脳内行ったり来たり/放浪編

もはや主にTwitterのまとめだったのに、2018年9月で途絶えている…。

お互い古い人

 こないだ総集編を見たというのに、またまたライブアースを見ています。土曜の昼間はだいたい何かCDかけてたりするので、それがTVになったところであまり変わりはなかろうとBGMのつもりでチャンネル合わせたのですが、よくよく番組表を見ると先日の総集編とはちと内容が違っていました。以前のは日本会場での演奏をまとめたものだったけど、今回のは世界のあちこちでの主立った演奏をまとめたもの。ということで、こないだやらなかった海外アーティストのみなさんが出演しています。これは意外とお得だったかも。
 もともと洋楽に疎い私。最近の売れ筋の人は、ぎりぎり名前は知っていても歌ってるのが何かはさっぱりわからなかったりします。(アヴリル・ラヴィーンとか)ラップとかにはイマイチ興味持てないし。そんな私にも優しいライブアース。大御所が多いので、私ですら「あらー、この人」って近所のおばちゃんみたいなことを言いながら見ることができます。いえ、今も現役の方々がたくさんおられるので「昔の人」呼ばわりは失礼なんでしょうけど。「わー、フィル・コリンズ、老けたなー」なんて、同じく老けた私になんか言われたくないだろう。
 それにしても、現役活動しているアーティストのみなさんってなぜこんなにパワフルなのか。私より遥かに年上のはずの人が、ステージをばんばん走り回りながら歌っているのには驚く。多少息が上がったりもしてるようだけど、でもまず歌えてるという事実が。<本職ですから。
 昔々福岡にポール・マッカートニーが来て、ビートルズ好きな友だちが「本物を見る最後かもしれないから」というので一緒にドームに見に行ったことがあるのだけど、このときすでにかなりのお年だったポールが、これまたステージいっぱいを移動しまくりながら歌っている姿に、当時はまだまだ若いと言って問題なかった私と友だちはエネルギー吸われまくって帰ってきました。向こうの方が全然若いとあきれ返りながら。
 今も現役の皆さんの演奏を楽しく拝聴しつつ、この元気の何分の一かが私にもあれば…と思う夏バテ真っ盛りのわたくしでございます。