ヲタクだからこそまにーぷらん
長年いた某業界から別の業界に派遣先が変わって一年ちょい。なじみのない世界だったこともあり、ネットで広く浅い業界知識などをつけるべく関連のニュースサイトなどを読んだりしてたのですが、その関係で久々にAll About Japanに入り浸っています。で、新着記事の中にこんなものを見つけました。
「『オタクとしての死』を避けるマネープラン」
こんなん、マネー特集の題材になるんだ!(驚愕)
そして、記事の内容も意外とまとも。さすが元ヲタクをカミングアウトするファイナンシャルプランナーさんが書いただけのことはあります。おしゃれだってグルメだって、そりゃーお金がかかるものですが、ヲタ趣味というのもこつこつと金食い虫です。ゲームも月に二本も三本も買ってたら結構な額になるし(それ以上に二本も三本もやる時間が取れないが(涙)、マンガも安いからって(ゲームに比べたら、という話)気軽にふらふら買っていたら、部屋の面積問題も含めてえらいことに。コレクター感覚が強い人なら「もっと広い部屋に住みたいなあ…」という欲もわいて来ようというものです。
経済がヲタクを殺すタイミングとして「結婚」と「定年」が上げられてますけど、「結婚」による死はうっすらうすうす予感しているヲタは多いでしょうが「定年」はあまりに遠い先の話なもんで実感としてわかりにくいですよね。それだけに、この記事みたいに予想必要額を数値で表されると「へえぇえー」というより「うひゃあぁあー」って気持ちになります。
そうか、死ぬまでヲタクでいるにはそんなにお金がいるのね…。
毎年豪華海外旅行をするよりは安上がりなんだろうけど。
てゆーか、老後ってこんなにシビアなのかと思うとしみじみと長生きしたくなくなります。幸い(?)私には子どもがいないから、見届けたいと思うものもないし。適度なところで人生を切り上げたいところですが、憎まれっ子は世にはばかるそうだからうっかり長生きしそうで怖いです。
そんなわけで、ヲタとして老後一番経済的に危険なのは正社員のシングルヲタだそうです。今の経済レベルに慣れていると、年金収入の低さに適応するのに時間がかかるからのようです。確かに、人は一度上げた経済レベルを下げるのはつらく感じるもんですよね。
このファイナンシャルプランナーさんが書いた他のヲタ関係記事もなかなかおもしろかったです。どころか、思わずうちの貯金通帳を改めたくなりました…。
やっぱりちゃんと貯金しよう…。目標額1,800万円は無理だろうけど。