お気軽写真集
写真集ってプチ贅沢って気がして、ときどき欲しくなります。贅沢って意味ではなく買うこともありますが。(例:マイ犬スターだったガクの写真集。何の躊躇もなく三冊とも揃えた)
でも、もともと字読みの私なので、眺めるメインでお値段のはる写真集はよほど「これはッ」と思えないと手が出ない。最近は小さくてお安い写真集も出てるけど、風景なんかはそれなりの大きさが欲しいものだし、そうなると今度はしまう場所の問題も。<要は私には贅沢品ってことなのじゃよー!
というような人は、きっと私以外にも日本中にたくさんいるのです。と思いたい。そんな本格的に本体を、でなくとりあえずお試し版でいいから、という人向きと言っていい写真集が出たのです。それが小学館の「名作写真館」。有名どころの写真集のサワリがなんと580円で!買えてしまうのですよ。初回分四冊は500円ぽっきり、ワンコインでいけるのですから「どーしよーかなー」と思っていた方にはお得な企画本じゃないでしょうか。
わたくし、早速三好和義の「南海の楽園」を買いました。ムックサイズなので大きさもそこそこあり、薄いは薄いけど値段分はあるかなと。寝る前にほげらーと眺めています。ああ、底までカヌーの影が落ちる海。スバラです。今後は「月光浴」を購入予定。星野道男さんの「アラスカ」も収録写真によっては手元に置いておきたい。
この辺は有名どころなんで、一通りの収益は上げてしまった作品なんでしょうね。このシリーズは成功して、第二シリーズを企画してくれるとうれしいなあ。
私の夢に見る写真集は白川義員の「南極大陸」。上下巻で八万円。(確か)
福岡ジュンク堂のレジ裏の棚に現物が置いてあるのです。あああ、あれを買う人はどこにいるのだろう。<家に押しかけんばかり。